ポジャギアートYangja-pang

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些細な発見

2019-09-08 16:07:00 | ポジャギ2019
韓国/日本を問わず、ポジャギのハウツー本を見ると、「折り重ね接ぎ」の方法は殆ど同じ。
縫い合わせる布の片方(A)の縫い代が仮に5mmとすると、もう片方(B)は1cmとり、
2回目を縫う際には、BでAを「くるんで」倒す、とある。
ポジャギを作り始めた時から、私はどうもこの「くるむ」というのが腑に落ちなかった。
なぜなら、Bの折り目さえ出来てれば、なにもAを「くるむ」必要はないからだ。
Aの上に倒すだけでいいではないか。
そのよ~なわけで私はこれまで、Bを蛇腹に折り、Aはギリギリまで切ってしまうという方式でやってきた。
わざわざ測るのも面倒だし。
しかしながら、ここ数日、折り重ね接ぎの方法をちょっとだけ変えてみたことで、
なるほど先人たちが「くるむ」と言っておられたのはこういう意味だったのかと、
目からウロコとまではいかないけれど、妙に納得しちゃったのである。
要するにこれは、
文字通り端切れを再利用するにあたって最も効率よく縫い代を作る(ギリギリに抑える)ための方法だったのだ。
つまり、ハウツー本にあるような5mmの1cmのという話ではなかったのですね。
だったら、どうしてどの本も判で押したように同じことを書いてあるのか?
ひょっとしてコピペですか?という疑問は、このさい置いといて( ^ω^ )
こういうコトが理屈ではなく体感できるのって、実に感動的だ。
私はきわめて不器用な上に師と仰ぐ人もいないので、すべては経験則でやってきたのだけれど(だから無駄も回り道も勘違いもすごく多い)、
たぶん教わったとしても、その時は「そんなもんかな」と思うだけだったろう。
実は「折り重ね接ぎ」にはさまざまな方法があるのだけれど、
この点が納得できているかどうかで、作るものによってどの方法が適切か(つまり楽か)が変わってくると思う。
何を今更とか、猪口才なとか思われるかもしれませんが、
ま、当人が嬉しがっているので、大目に見てやってくださいなσ(^_^;)