不本意ながら

それなら出すなよと言いたいところですが
まあ失敗は成功の母ということで。



何が不本意って、まず色が気に入らない。
真ん中の飾りの形が変、しかもデカすぎ。
15枚接ぎの予定が、
途中で嫌気がさして頓挫して
10枚接ぎ、しかも底板なしの手抜き！（直径５cm）

ちなみに裏の糸隠しはビーズ


屑ミョンジュをさらに細分化させて
新たなる屑を生んでいるものだから
文字通りこれ、屑の無限回帰です。
どこまで行くやら……
でも、本来はそれがチョガッポの楽しみなのよね。
たぶん「気の迷い」はまだ続きます。

まだまだ気の迷い

針山って、ハマるとどうもクセになって
ひとしきり作らないと気が治まらなくなる。
しかも私の場合は、どうしてもチョガッポのほうに
興味がいってしまうので、形はほとんど変化ありません。
それでも今日のは、わりと会心かな？


↑の写真、ちょっとボケてるので、
マジメに正面からもう一丁！



うまく色が出ていませんが、
実際には、薄いブルーグレーの地に
グリーン、紺、灰紫、朱（一箇所だけ）を使っています。
下の部分は海老茶色。

チョガッポの面白みを最も生かせるのは、
おそらく、10枚（底付き）接ぎの形状だろうと思いますが、
明日になってもまだ迷っていたら
15枚接ぎ（座布団型）で迷ってみましょう。

気の迷い

人生とは気の迷いの連続である……
てなわけで、昨夜の気の迷いの成果をひとつ



角度を変えてもう一丁！



直径７cmの針山です
ほとんど屑のようなミョンジュの山見てたら
ついムラムラっときまして……
一番細い赤の筋は１～２㎜程度です。
自慢にもなりまへんが。

クレールの刺繍

広告を見て気になっていた
「クレールの刺繍」を観てきました。
お話のほうはともかくとして……
（ネタバレになってもマズいしね）

フランスの小さな工房で黙々と作られるビーズ刺繍
こんなに暗いところで大丈夫なんだろうかと思うほど
暗い画面ですが、おそらくこれは
ビーズの光を効果的に映し出すための演出でしょう。

この鈍い色調こそ、フランス本来の色！
ともすればイタリア寄りになる近年のファッション傾向に
密かに抵抗しているような渋さがよいわ。


「色」をポジャギのテーマとしている私メですが
いかにカラフルであっても
可愛らしくて甘いだけでは面白くない。
やはり、激しさや昏さを秘めた色じゃないとね。
もちろん、これは私の個人的好みですが……
てなわけで、
しばらく寝かしてた「ぐるぐる」をまた開始するかな。

こんなの見つけました

ちょっと覗いてみたい本
『天然染色と閨房工芸』（ハンナン大学）
……でよいのかな？



読めるわけないんですけどね。
目だけ欲しいの！