ポジャギアートYangja-pang

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20年目の手帖

2012-11-17 11:23:00 | 緩和休題(~_~;)
フリーで仕事を始めた頃から、ずっと同じメーカーの
ほぼ同じタイプの手帖を使い続けています。
「ほぼ」というのは、その年によって表紙の色が変わったりするからですが
記載部分とサイズは殆ど…というかまったく変わりません。
それが、midoriのPRD-3というシリーズ。
20年目の来年は、水色(*^_^*)



私は基本的にそれほど多忙ではないので、一カ月見開きで十分。
それにこの手帳はスリムで場所をとらないわりに、
メモやチェックリストのスペースが充実していて重宝なんです。
電話番号やアドレスは、もう何年も前から携帯に入れっぱなしですから、
住所録の部分もメモ帳になってます(~o~)

しか~し! 最近はそのメモを読み返しても
何のことやらわからないといった事態が起きるようになりました。
そろそろ私もお年頃なんでしょうか(爆)


チェ・インスクさんの本

2012-11-16 20:21:00 | 美しい本
夏の終わり頃、教保文庫のサイトでみつけて
とても気になっていた『チョガッポの心を受け継ぐ』
閨房工芸作家、チェ・インスクさんのエッセイ/作品集です。
ソウルルートでさっそく入手しておられる方もあり、
羨ましいナ~、日本では手に入らないだろうなと思っていましたら
なんと、またしてもロダンさんが入荷してくださったので
速攻でオーダー!(あっという間にsold outでしたけどね)



従来の本とちょっと違っているのは、
スナップショットが非常に多いこと。
制作や教室の様子、イベント、展示などのシーンが
メインとなっていることです。
作品の写真も、教材風のものから実験作までバラエティに富んでいて
ワタクシ的にはとても美味しい内容です(^^)
(8月にヘイリ芸術村で開催された国際ポジャギフォーラムに出展された
五方色のポジャギも掲載されていました)

裏表紙(帯にも)を飾るチュモニも面白い!
とくに右側の、こういうまとめ方なら、楽でいいかも

 

実際の写真でも小さくてよく見えないんですが
この巾着に使われているメドゥプが、
クッカをナビメドゥプ風にアレンジしたもので、これまた可愛いんですよ。
ナビより簡単なことは間違いないので、やってみよう!(^^)!

表紙で、チェさんが縫っている大きなチョガッポは、
(たぶん)お弟子さんたちの協力も得て制作されたもので
1328ものピースが使われているのだとか。
サイズは明記されていませんが、120㎝四方くらいはありそうです。
やっぱり王道だなあ、こういうチョガッポは。

それにしても……
教保のオンラインショッピングが機能しなくなったのはツライ。
しかも最近ではカードの認証が複雑怪奇になっちゃって(T_T)
何か打開策をみつけないといけませんね。



オクサのはぎれ♪

2012-11-15 10:29:00 | ポジャギ2012
先日来せっせと繋いだり抜いたりしていたオ~クサのポジャギ
まあなんとか60×60くらいまで到達いたしました。
ここまでくれば、あとはボーダーにしちゃってもよし、
余裕があればもう一周くらい抜いてもよし。
いずれにしても気が楽です(^^)

せっせと抜いてるわりには、残りのハギレが少な目。
それでも結構溜まってきた分、さて何にしようかな。



折り重ねはぎで繋げるにはちょっと細かいし、
例の縄文式刺繍の練習台にでもするかな
(よせよせ……の声あり(^_^;)



あわじ結びの謎

2012-11-13 10:52:00 | 紐2012
相変わらず新ネタはありませんが、最近ハタと気づいた
……というか、いい加減に処理していた「あわじ結び」について
改めて確認してみました。

「あわじ結び」は水引の基本となる結び方なので、おなじみだと思います。
ナビメドゥプの翅の部分にも使われていますが、
実はこれ、種類によって紐の通り方に違いがあります。



ただひっくり返しただけではなく、AとBでは紐の通り方が違っています。
私の場合、最初に覚え込んでしまったのがAであったのと、
一見したところ殆ど変らない(ホントは全然違うんだけど)ので、
あまり深く考えず、Aばかり結んでおりました。

ところが先日来続けている、ナビメドゥプの練習で
どうもAだけではカタチが整わないことに気づき、
あわてて各種メドゥプ本をひっくり返してみましたところ、

ナビメドゥプに関する限り、やはり「B」が正しいのではないか
…ということを、今さらながら確認(^_^;)
(写真の向きが逆なので、ちょっとわかりにくいのですが)


(『매듭』 한국문하재보호재단)より


(『매듭 만들기』미진사)より

う~む……どうやら私はかなりイイ加減なことをやっていたようです。
もちろん、AでもBでも蝶の格好にはなりますが、
翅が正しくシンメトリーになるためには、しっかり気を使うべきでした。


そこで改めて、日本結びの名著『やさしい飾り結び』を開いてみましたところ
なんのことはない、冒頭から「あわじ結び 上向き/下向き」が
きちんと紹介されているではありませんかっ!


(橋田正園著『やさしい飾り結び』参照)

つまり、上向きがB、下向きがAということですね。
さらに、日本版ナビメドゥプであるところの「唐蝶結び」でも
しっかり「上向き」、つまりBが使われています。
まったくもう、何やってんだか(T_T)

どうやら「下向き」のあわじ結びを最初に覚えてしまったのは、
現在は絶版となった某きっかけ本の「あわじ玉」が理由と思われます。
べつに両方使い分けられれば良いわけですから、
その本に問題があるわけではありませんよ、念のため。

あわじ玉に関しても、これまたイロイロとストーリーがありますが
ややこしくなるので、今日はこのへんで(~o~)




韓モダン

2012-11-11 11:01:00 | 美しい本
毎日こんなことばかりやっているので、
目新しいネタがありません(^_^;)



色があってもなくても、チョガッポそのものは楽しい作業ですが
ブログ的にはどうも進捗状況をご紹介しにくいですね。
そのよ~なわけでネタ不足なので、せめて美しい本をご紹介します。
『美しいソウル 韓モダンの旅』(阪急コミュニケーションズ)



このての本やら雑誌やらは、☆の数ほど出版されていて
掲載されているスポットも、それほど目新しくありませんが
目に美しく快いことは間違いありませんし、
北村の生活史博物館なんて、まだ行ってないなあ…とか
そういえば最近ほとんど漢江を渡ってないなあ
……なんて思いを馳せるにはよい本です。
まあ私の場合、たいてい思うんだけなんですけど(^_^;)

著者の高恩淑さんは、韓国でさまざまな女性誌の編集に携わっていらした方で、
日本留学のご経験もあり、このようなサイトも開いておられます↓

http://liakomono.tistory.com/