ポジャギアートYangja-pang

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一泊ソウル

2016-04-07 09:51:00 | ポジャギ2016
1週間前のことですが、1泊2日でソウルに行ってまいりました。
いまや若い人たちにとっては日帰りも当たり前のソウル。
実際のところ私のように目的がきわめて限られている人にとっても
日帰りで十分な場合も多いのですが
さすがに多少は余裕をもって、1泊することに。
結果的に、それが正解でした。
往きも帰りも、アジア系団体客で仁川空港は長蛇の列!
韓国行もかれこれ15年近くなりますが、
イミグレに1時間以上もかかるなんて初めてです
たまたま、そういう時期にぶつかったのかもしれませんが、今後注意しなくちゃ(@_@)

そのよ~なわけで予定よりも遅く着いた晩は、ソウル在住のMさんにお付き合いいただいて
鍾路の豆腐料理店豆林の豆腐ポッサムを堪能( ^)o(^ )
いや~美味しかったし、ボリュームもかなりありました。
もちろんランチもやってるので、次はスンドゥブを食べてみよう!

翌日の主たる目的は、
仁寺洞のKCDFギャラリーで開催されていた「布絲의 혼례보자기展」


(図録)

テーマは「婚礼」
キロギ褓、イェダン褓、ホンソジ褓等々、婚礼にまつわるさまざまなポジャギが
まさに妍を競うという感じで並んでいます。
しかし、なにしろ「婚礼」ですから、精緻かつ緊張感にあふれた作品ではありながらも
全体的にほんわかとした柔らかいムードが漂っていました。
メンバー11名が10枚ずつ作ったという袱紗が
壁にどど~っと飾られていたのは、もう圧巻!
私は写真を撮りませんでしたが、Facebookをご覧になれる方は
KCDFギャラリーで検索してみてください。会場風景が掲載されています。


(DM)

午前中の早い時間に伺ったのですが、幸い日本語のわかる作家さんがいらして
丁寧に説明してくださいました。ラッキー!(^^)!
写真の左列、上から3番目の宝石箱包み。
ハート型の部分は、なんとセクシルヌビですよ。
これ以外にもいくつかの作品を出しておられましたが
どうしたら、あのように細かく、平たく作れるのでしょう。驚異(@_@)

ゆったりとした時間を過ごして、KCDFのショップで少しお買物。
こちらの本は、「針線」つまり韓国の伝統的針仕事を紹介したものです。



「いま、英語版しかないんですが……」とお店の人は申し訳なさそう。
いえいえ……と、軽い気持ちで購入したら、これが実に充実の内容。
英語でよかった! このほうがまだ理解可能ですからね(^_^;)

この日のソウルは最高気温23℃のポカポカ陽気。
帰りのフライトまで十分時間があったので、
仁寺洞をぶらぶらした後はお決まりの書店⇒広蔵市場巡りへ。
広蔵でも行く先々でコピ(珈琲)をご馳走になり、
おかげさまで喉が渇くこともなく、
こちらでも、ゆっくりお買物を楽しむことができました。
楽しみ過ぎて持って帰れなくなっても困るので、適当なところで(^_^;)
空港に向かうバスの窓からは、薄緑に煙る柳と連翹が漢江を縁取って
そりゃあきれいでしたよ!

おまけは、KCDFのディスプレイ。
こちらも春らしくて楽しい(*^_^*)








上モノ

2016-04-02 16:34:00 | ポジャギ2016
生成り(「アイボリー」と言えば通じます)のモシが欲しいと言ったら
間髪を入れず出してきたのが、こちら↓
う~ん……一見してちょっとばかり高級品です。
お店の人がどういうつもりで出してきたのか分かりません。
どうせ相場のわかる相手じゃないだろうと踏んだのか
あるいは、多少はモノのわかる相手と見てくれたのか(?_?)
ともあれ
当初の予定では、店先に並んでるごく一般的なのを一反と思っていたのですが
見せられちゃったら、そりゃあ……ねえ(^_^;)



お値段を訊いたら、普通の倍くらいするじゃありませんか!
ちぃとボラれてるんじゃないかと思ったりもしましたが
比べてみれば、そりゃあ手触りも透け感も違います。
韓山モシなんてぇ大それたもんじゃありませんけど
布端と包み紙に「상」のハンコがベタベタ押されているところを見ると
やはり「上モノ」には違いないんでしょう。



端っこだけちょこっと切って繋いでみました。
じつに扱いやすい! 
先日来ぼちぼち繋いじゃあ抜いてる白モシもいい布だけれど
それよりワンランク上だわ。何に使うかじっくり考えよう。