薄桜

今年の桜は満開の時期が少しずつずれていて
結果的に花を眺められる期間が長くなっているようです。
もっとも、私はどうもソメイヨシノの花の色があまり好きになれません。
もうちょっとピンクよりか、いっそ全体的に薄いグレーだったらいいのに。
そのよ～まわけであまり花見には食指が動かないのですが、
いつか、根尾の薄墨桜を見てみたいものです。

それはともかく
どうやらいま、四角のツボにはまっているようで
えんえんと正方形を繋いでいるわけですが
３枚目と４枚目は墨いろの桜のようなイメージです。



このたびの四角フィーバーのモチベーションのひとつに
地味な色でも派手に見せる！というのがありまして、
一見地味～な、一歩間違えれば薄汚くなってしまうような色を
どれだけ美しく見せるかというのが、当面の私メの課題なのですね。
和の布もそのまんまポジャギにしてしまったら、ほとんど雑巾ですから。



左側の刺繍パーツの隣りにある薄紫をメインにして
５枚目を作ってみようと思っているのですが、
これが案外と合わせにくい色で(^_^;)
案外、とんでもない反対色を合わせてみたらいいのかな……
などと迷っているところです。
迷っているうちに熱が冷めちゃうかもしれないけど(~o~)



相変わらず冷めないのが、テオドール・クルレンツィス熱。
昨年１１月１日の電撃的出会い（？）以来、
あらゆる媒体を駆使してず～っと聴き続けていて、
なにしろこのご時世、ネット上にありとあらゆる情報が飛び交うものだから
しかも、数時間後にはコンサート風景（ほんの一部ですけどね）までアップされるので
「今日はルツェルン、明日はウィーン、一日おいてフェラーラ、とって返してマイリンゲン！
体は大丈夫なのかしらん」な～んて心配までしちゃったりして。

この写真は、ちょっと前のツアーでのリハーサルのひとこま。
手前の可愛いバイオリニストは、パトリシア・コパチンスカヤ
いい写真ですね。指揮者と演奏家の信頼感と、ほどよい緊張感がよく出てる。



この２人の演奏はまことにスリリングで、観てても聴いててもハラハラしっぱなし。
一度、生で観てみたいなあ。

…と、ここまで書いた数時間後、
なんと、テオ（名前長いので、以後これで）が2018／19シーズンから
南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者に就任するとのニュースが‼
本拠地はシュトゥットガルトだとか。
当分はロシアとドイツを股にかけるんだろうし、
可愛い子分のムジカエテルナを見捨てることはないだろうけどね。
それにしても、なんで南西ドイツなんだ？

並行

四角繋ぎ、１枚目はとりあえず繋ぎ終えて
（11×11ピースで38.5㎝角。裏はまだ）
２枚目と３枚目を並行して繋いでいます。
ひょっとすると４枚目も並行するかも。これでまだ「みかん」が増えます(~o~)
１枚目で思いついた「休むに似たり」的発想で
２枚目、３枚目を繋いでみたら、
当面の問題は確かに回避できるのですが、なんとなく仕上がりの面白みに欠けます。
面白く、なおかつ問題を解決しつつ作るウデが、私メにはまだありません。
まあ、素材にもよるんでしょうが。



裏地は何にしようかなあ。