今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

赤ちゃん一時避難プロジェクトの途中経過

2011-04-09 18:52:49 | 商店会長のコメント
子供たちの笑顔を見るだけで「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を始めて良かったと思います。

当初は我々商店街メンバーが作ったNPOとアトム通貨事業で御一緒しているアトム通貨
仙台支部の事務局本体、NPO法人学割ネットさんで始めましたが、果たして民間だけで
出来る事なのかと思ったのは事実です。

我々民間団体の活動に対して新潟県の湯沢町さんが正式に受け入れと連携を表明して
いただきました。大変心強く、ありがたかったのですが、反対に行政との緊密な連携が
本当に出来るのかという不安も湧いてきました。

その時にNPO法人日本ファーストエイドソサェティの岡野谷理事長から「こども達を
救おう・震災疎開」を「新生児」にターゲットを絞って動いて欲しいという御要望が出て、
その方向で進む事になったと思ったら、地元の湯沢病院には小児科が無いというのが
判明。困った途端にNPO法人災害人道医療支援会さんから連携のお申し出をいた
だいたりと、まるでジェットコースター状態でした。

でもどうにか形になって、さあ被災地から赤ちゃんと御家族の受け入れだと構えたら、
避難されている方たちへの情報がまったく届かない。3月29日に南三陸町にお迎えに
行ったバスに乗られたのは2家族さんだけでした。電気も電話も通じていないのですから
情報なんて届いているはずがなかったのです。

昨日までで累計17家族、昨晩は15家族の皆さんが湯沢町のエンゼルグランビアという、
それは素敵なリゾートホテルにお泊りです。

まだ途中ですし、振り返るのは早いと思っていますがホームページに掲載されているお子さん
たちの笑顔を見るとなつかしい昔話のように、ここ3週間の事を考えてしまいました。

どうぞ有能な広報さんが作られた「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を御覧下さい。
コメント
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