今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

瓦礫(がれき)の広域処理

2012-03-13 06:56:56 | 商店会長のコメント

昨日(3月12日)新宿区のリサイクル清掃審議会が開かれ出席しました。
こう見えても私は新宿区の審議会委員です。「だから何だ?」と言われると
返す言葉に窮しますが・・・。新宿区内の八百屋、肉屋、魚屋さんで組織
されている生鮮三品特販組合の代表として選ばれました。

報告の中の「宮城県女川(おながわ)町の災害廃棄物の受け入れについて」
という項目で、昨年11月24日に東京23区の特別区長会は宮城県女川町の
災害廃棄物を23区内の全清掃工場で受け入れるための「基本合意」を
女川町、宮城県、東京都と締結したという報告事項が有りました。

「年12月に大田・品川両清掃工場で試験焼却をし、全ての測定項目で環境に
悪影響を及ぼすような数値は出ていない、女川町の災害廃棄物は適正に処理が
出来る」という報告でした。

福岡の北九州市議会で被災地の瓦礫(がれき)処理を受け入れる事が全会一致で
可決されたというニュースがテレビで流れていました。傍聴席で議決に反対する
女性が立ち上がり大きな声を挙げているところが映し出されました。

民主主義は数の論理です、嫌なら引っ越すしかありません。だから正確な情報が
必要とされているのではないでしょうか。「メルトダウンは起こっていない」「ただちに
危険な状況ではない」等々の嘘は民主主義への冒涜なのだと思います。

岩手、宮城、福島の被災3県以外の44都道府県に瓦礫の広域処理を文書で
依頼するという政府発表が有りましたが、岩手県岩泉町の伊達町長さんは
「がれき処理は雇用の場の創設につながる、処理が可能な地域の声を聞いて
欲しい」と発言されています。この要望は復興庁には届いているのでしょうか?

3月15日の派閥の会合で聞いてみたいと思います。

コメント
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