みなさんこんにちは!
11月も中旬に入り、野鳥園も紅葉がとてもきれいになってきました! ツグミ、ジョウビタキといった冬鳥も増え、バードウオッチングや野鳥撮影するにも良い時季となりました!
ということで、本日は午前中に野鳥撮影会、午後から探鳥会と盛りだくさんな一日! 多くの方々にご来園いただき、とてもにぎやかな一日となりました!!
午前中は野鳥撮影会を開催!
今回の野鳥撮影会では多くのタカ類が現れてくれて、大変盛り上がりました!
チュウヒ オオタカ
ミサゴ
午後からは探鳥会!
本日の案内人は日本野鳥の会の秋山さんです。
探鳥会で観察できた野鳥は32種類。
今回は野鳥園に大群で戻ってくるカワウの観察がメインなので、午後からの開催です。
いつものコースを逆回りで出発、まずは南部樹林地を通過し浅池に向かいます。途中「キョキョキョキョ」とけたたましく鳴くシロハラの声がよく響き渡っていました。
浅池に着くと、池の対岸の木に止まりじっとしているオオタカの若鳥を発見! フィールドスコープで若鳥の特徴である胸の縦斑までしっかりと見ることができました!
その間も上空にミサゴ、チュウヒなども現れ、観察を楽しんでいると、いきなり近くの葦原からなにやら飛び出し、私たちのすぐ真上をすごい勢いで飛んで行きました!最初は何かよくわかりませんでしたが、出てきたのはなんとハイタカ!葦原で獲ったネズミをしっかりと掴んでいるところまで見えました!
そこからは上空を飛び交う多くのツグミたちと、時より現れるジョウビタキ、カワラヒワ、少しずつ増えてくるカワウを眺めながら深池へ移動。
深池に着くと今度は水鳥の観察です。カモ類では冬羽がきれいになってきたヒドリガモやマガモ、ハシビロガモなどをじっくりと観察、オオバンやアオサギなどもたくさんいました!
そして今回のメインであるカワウの観察です!時間が経つにつれて西から東からどんどん数が増えていき、上空は四方八方を飛び回るカワウたちに占拠されたような状況になりました。まさしく有名な映画、ヒッチコックの「鳥」のようです。普段の生活ではなかなか目にすることのない不思議な光景に多くの方々が驚いた様子で見入っていました。
次回は12月6日(日)ミニ探鳥会、10時30分より開催です! たくさんのみなさんのご参加、お待ちいたしております!
令和2年11月15日に観察できた野鳥
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、アオジ、クロジ、ドバト以上40種