【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

ナラ枯れ カシノナガキクイムシ

2009年09月09日 | 森の話
今回、整備を行っているカタクリの里のど真ん中に
葉が枯れた記が見つかり、グリーンセンターから
専門家に来て頂いて診断して頂きました。


診断の結果、カシノナガキクイムシが原因であることがわかりました。
直接の原因はカシノナガキクイムシが運ぶカビだそうです。
カビが全層に広まると水が吸い上げられ無くなり、枯れるようです。


木の周りには木の細かい粉が落ちています。
カシノナガキクイムシが木に穴を開けるときに出た粉です。


木には直径約1mmほどの穴が開いています。
この穴にオス、メス1匹ずつ居るようです。
穴は3mぐらいの高さまでありました。


カシノナガキクイムシに対する決定的な防除法は
現在も無いようです。
カシノナガキクイムシはこのままこの木で越冬して
来春に新しい木に拡がって行くようです。
これ以上広がらないように祈るばかりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報