【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

矢ばなの里 さくら堤が満開です。

2019年04月23日 | 矢ばなの里

 

今、矢地区南端を流れる日詰川堤防に植えられた八重桜「紅華」が満開になりました。

植えて10年、やっと見られるほどの大きさに育ちました。

この場所は桜にとって決して恵まれた条件ではありません。

堤防を作るときに軟弱地番で、土壌改良剤で土を固めて作られた堤防です。

穴を掘ったら水がたまり、一向に引きません、水位が高くて桜は無理かもしれない。

そこで堤防に暗渠のための溝を掘り、竹の節をとったパイプを川まで伏せて暗渠としました。

そこに植えるために一株当たり2トン車一杯の土を運び込んで、やっと植樹が出来た。

大変手間のかかった桜です。

10年が経ち、奇麗に咲いた桜を見ると、やって良かったと思います。

この先も末永く咲き続けて、多くの人に笑顔と想いを届けてほしいものです。

花はそれができるとおもいます。

 

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