読売新聞 9月7日(土)13時59分配信
天文部や生物部のような科学系の部活動(科学部)がない中学が7割を超えたことが科学技術振興機構(JST)の調査でわかった。
4年前に比べ、7ポイント増えた。理科を指導できる教員の不足などが理由とみられている。
同機構は今年3月、30人以上の生徒がいる全国の公立中から無作為に500校を選び、教師や生徒を対象にアンケートを実施。417校から回答があった。73%の中学校が「科学部がない」と回答し、理由としては、「顧問となる教員が不足している」が69%で最も多かった。科学部に所属している生徒は全体のわずか1%。理由で最も多いのは「学校に科学部がない」(59%)だった。
同機構理数学習支援センターの渡辺怜子副調査役は「子供が科学を身近に感じにくい状況にある。科学部だけでなく、観察や実験の機会を増やすなど、子供の興味を育てる環境の整備が急務だ」と話している。
これではアマチュア無線も若手がいないわけですね 昔はラジオ少年が中学なり高校で科学系クラブの戸を叩いて無線の世界に触れていったような気がします
それにしても、中学で当然理科を教えている先生はいるわけで顧問がいないってどういうことなんだろうか?
先生の数や教える教科は昔も今も変わらないはずなのに
助成金とかお金の問題を越えて本質に迫らないと解決しそうにないですね