JJ1RJR Blog

引っ越しました

デルタループ制作

2012-11-05 10:26:00 | ノンジャンル
シカゴに移ってから出張が多く家からの運用体制は遅々と進みません 一番の懸案事項はなんといってもアンテナです DIYのお店はいくつかあり時間があるときに物色はしてみたのですが、アメリカサイズでうまく流用できるものがなく加工しないといけないのですが、そのための道具を揃えるを躊躇していました

幸い同じ境遇でアメリカに駐在している方と知り合う機会があり、ひょうんとしたことからデルタループ用にマウントをいただくことができ、ボトルネックが解消しましたのでアンテナを作ってみることにしました

現在のアパートは無縁を意識して最上階である3階でベランダもありますが、木製のためアースがとれませんので、アースを必要とせずがゲインがとれるアンテナということでデルタループに決定

先日日本に一時帰国した際にハムフェアで5.4m物を2つ買ってきたのですが、とりあえず試作品ということで地元のアウトドア店で13ftと16.5ftの竿を調達 本当は16.5ftの竿が欲しかったのですが在庫がありませんでした

釣竿の長さとマウント側のパイプの寸法の関係などもあり今回は28M用を作成することにしました

ワイヤーはスピーカー用の2線並行のものを割いて使いました ちょっと細い気もしますが軽量で運用した見た感じでは100Wでは特に問題なさそうです ループアンテナでは短縮率(というより延長率?)()が1.03程度になるようなので11mで裁断しました

計算はこちらのウェブを参照
http://mysite.verizon.net/ka1fsb/loopcalc.html


まずはアンテナの設置場所ですがベランダの角に1 1/4インチのPVC管をホームセンターで調達してきてケーブルタイで固定しました

これにマウントを仮設置しワイヤーを通した竿を設置しました 竿は違う長さですが根元の竿を外して長さを調整しました アンテナアナライザーで測ってみると共振周波数は28Mを若干下回っていますが逆三角形の根元で図っていますのでインピーダンスは100オームとなっています

インピーダンス調整はQマッチとして、ケーブルTV用のフィーダーRG6を使いました ケーブルTV用として売っているものは本当のRG6ではないので短縮率が0.67よりも小さく0.63程度との記述もありましたが計算してみるとそれほど大きな長さの差はないので万一調整が必要なように0.67で計算したもので裁断 RadioShackで購入してきた100オーム抵抗をかましてアンテナアナライザーで測ってみると60オーム位ですのでとりあえずは合格ということで、アンテナに接続してみるとドンピシャ50オームで同調し、SWRも下がって完成です プロトタイプなのでハンダ付などもせず鰐口クリップで仮ドメしました

残念ながら出張中にデジカメを落としてしまったようなので写真はなしです

あまり参考にはなりませんが自分自身の備忘録ということで






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 近況 | トップ | ARRL Sweep Stakes CW »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノンジャンル」カテゴリの最新記事