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引っ越しました

ELECRFT KPA1500リニア

2017-04-22 11:07:00 | ノンジャンル
米国ではDayton Hamventionと並ぶコンベンションであるVisaliaで新しいリニアアンプが発表されたようです




早速エレクラフト社のWebページを見に行くとすでに発表されていますね

ざっとスペックは以下の通り

・ソリッドステートアンプで160mから6mまで1.5KW出力
・RFデッキはほぼデスクトップに収納可能(4.5 x 13 x 11.5, HWD)重量22ポンド
・軽量電源は別で重量は15ポンド(標準接続ケーブルは1.8m長)
・Kラインの商品とマッチするスタイリング
・広域アンテナチューナー内蔵はバンドごとに事前設定した内容を呼び出すことが可能
・アンテナ出力は2系統
・イーサネットを含む多彩なI/O出力
・ほぼすべてのトランシーバーに接続可能、K3およびK3Sとは完全連動
・広範囲なパラメータのモニターにより安全な運用を確保
・ピンダイオードによる送受切り替えのため無音(リレーの利用はなし)

気になるお値段ですが発売価格は5995ドルとのこと
SPE1.3はATU付でも1000ドル位安いのでは思います


ただし、現時点ではFCCの認証は取れていないようで参考出品で認証手続き次第では販売されないかもしれないとかなり慎重な文言が載っていますので実際に注文受付を始めたのかは不明です

一方でFAQもすでにでているようですので、実際には販売する方向でいるのだと思います

http://www.elecraft.com/KPA1500/KPA1500%20FAQ%20rev%20A1b.pdf


基本的には現行のKPA500と同じデザインでサイズが少し大きいのではと思います
機能的には特に目新しいものはないですがエレクラフト社の過去の実績からいうと完成度は高いであろうというところでしょうか

ソリッドステートアンプとしてはイタリアのSPE社が軽量アンプを出しており重量などからするとDXペディションに使わるかは微妙なところではと思いますが、固定で使いたい人には朗報なのかもしれません

ただ、米国でのトレンドを見ているとK3からフレックス社のSDR機に買い替えている人が最近増えており、K3ラインのラインナップとしては少しタイミングを逸してしまった感があります

2006年のDaytonで既にプロトタイプを展示し開催期間の3日間キーダウンテストをしていたとのことなので米国ではリニアアンプの認証をFCCからとるのが大変なのかもしれません
SPE1.3もデイトンで展示されてから発売にこぎつけるのに数年かかっていましたので

今のところ固定でビームを使って運用できる体制でもないのでソリッドステートアンプとしてはSPE1.3が移動用として興味がありますが、使えるアンテナから送受のバランスを考えるとまあ今持っているKPA500で十分かなと思っています

今やるならK3からK3Sへのユニット交換によるアップグレードだと思いますが、インドネシアでは通関がややこしいのでこちらも実現しそうにはありません

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