10月4日、安平町(早来町と追分町が合併してできた町)にある
追分中学校2年生の皆さん(40名)に自然体験活動プログラムを提供してきました。
もう3年目となるこの活動。
だいぶ先生方と私たちとの信頼関係も高まってきています。
事前に打ち合わせに伺ったのですが、
私たちに対して、とても丁寧に「今年の子ども達の様子」や
「そんな子達に、こうしてあげたい」という先生方自身の思いを
本当に丁寧に伝えてくださいました。
こういう信頼関係というのは、とっても嬉しいものですね。
熱い「思い」があるからこそ、カタチがで見えます。
私たちも、よりベストを尽くそうと気合が入ります。
そんな打合せを経て生み出されたプログラムは、
なんと「スローな一日を過ごそう」という、なんともオシャレなものでした。
今年は、ヤマブドウやコクワの実入りがとても良いのです。
そんな当たり年だからこそ実現した、特別感あふれるプログラムです。
①ヤマブドウやコクワを採る
②煮詰めてジャムにする
③クラッカーに載せて食べる
活動としては、シンプルです。それを、
協力したり、工夫したりといういろんな要素をを組み込みながら、
一日かけてじっくりと進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/84/7b4d33d27a35b036bbbfd2c80966dfce.jpg)
まず、たわわに実るヤマブドウ、そしてコクワを
みんなで採りにいきます。
最初はややローテンションな子達でしたが、
始まるや否や、一気にテンションが上がりました!
ひとたびコツをつかむと…、もう林の中から出てきません!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/98/f12f08ca6b74b62c4a7ff94b3aace943.jpg)
野山から何かを採る、とか、狩る、っていうのは
人間の本能の部分を大きく揺さぶるのでしょうか…。
(もちろん、安全や採りすぎには十分注意して進めました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b0/543b29a0dbcb979acc3cd3666b7a4dce.jpg)
どっさりと採れた果実を新聞の上に広げ、一粒ずつ房から外しました。
その時間は、何というんでしょうか…満ち足りた、幸福感たっぷりの
雰囲気が広がります。生徒の皆さんも、先生方も笑みがこぼれます。
鹿公園に移動し、お昼をとったあとは
いよいよジャム作りにとりかかります。
いつもは、簡単にカセットコンロなどで作ってしまうのですが…、
何せ今回のテーマは「スローライフ」です。
たき火を起こして、火を使ってコトコト煮詰めることにしました。
しかも、燃料は周辺に落ちている木の枝。かなり難易度が高いのです。
そこで、我がねおすの誇る「チャッカ三兄弟」の三男でいらっしゃいます
しゅんちゃんの登場。
実にテンポよく、そして実に理路整然と鮮やかに
火付けの技術を伝授してもらいます。
これは圧巻だったな。
みんな、ぐわーっとしゅんちゃんの手元を見つめておりました。
先生達も、かぶりつきで見てましたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/0a/2bd920210fb2d8e85dcb8694d1896dc7.jpg)
お陰で、どのグループもさしたる問題なく火を起こす事ができました。
そこからは、じっくりと煮詰めます。
火を調節する人、かき混ぜる人、枝を拾ってくる人、何かしら調達してくる人と
我々が何も言わなくても、
グループ内が自然と組織化され、効率よく動き始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2d/079146ec0069adfd140e6d4cee53dac6.jpg)
そして、完成。
あんなにあったヤマブドウが、これだけになってしまうのかと
びっくりするぐらいの少量。でも、そこにいろいろな思いが凝縮しています。
スタッフが、その辺に生えていたクマザサを使って作ったお茶と一緒に
クラッカーに載せて頂きました。
おいしくないはずがありませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/33/34e4f0abc306535428b885f531315eb8.jpg)
生徒さんには、スローライフとか、スローフードとか、そんな言葉は
ピンとこなかったかもしれませんね。
でも、すべてのものを「そこ」からもらってくる、という感覚、
そして自分の手で作り、食べるという、感覚を全開にした活動は
とても分かりやすく、身体に沁みこみやすかったのではないでしょうか。
とにかく、とてもよいお天気の中、
ノンビリとリラックスした一日を過ごすことができました。
誰だったかなあ、鹿公園にある時計を見て
「あれ、まだこんな時間だったの?」だなんて言っていましたね。
最高のほめ言葉であります。
追分中学校2年生の皆さん(40名)に自然体験活動プログラムを提供してきました。
もう3年目となるこの活動。
だいぶ先生方と私たちとの信頼関係も高まってきています。
事前に打ち合わせに伺ったのですが、
私たちに対して、とても丁寧に「今年の子ども達の様子」や
「そんな子達に、こうしてあげたい」という先生方自身の思いを
本当に丁寧に伝えてくださいました。
こういう信頼関係というのは、とっても嬉しいものですね。
熱い「思い」があるからこそ、カタチがで見えます。
私たちも、よりベストを尽くそうと気合が入ります。
そんな打合せを経て生み出されたプログラムは、
なんと「スローな一日を過ごそう」という、なんともオシャレなものでした。
今年は、ヤマブドウやコクワの実入りがとても良いのです。
そんな当たり年だからこそ実現した、特別感あふれるプログラムです。
①ヤマブドウやコクワを採る
②煮詰めてジャムにする
③クラッカーに載せて食べる
活動としては、シンプルです。それを、
協力したり、工夫したりといういろんな要素をを組み込みながら、
一日かけてじっくりと進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/84/7b4d33d27a35b036bbbfd2c80966dfce.jpg)
まず、たわわに実るヤマブドウ、そしてコクワを
みんなで採りにいきます。
最初はややローテンションな子達でしたが、
始まるや否や、一気にテンションが上がりました!
ひとたびコツをつかむと…、もう林の中から出てきません!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/98/f12f08ca6b74b62c4a7ff94b3aace943.jpg)
野山から何かを採る、とか、狩る、っていうのは
人間の本能の部分を大きく揺さぶるのでしょうか…。
(もちろん、安全や採りすぎには十分注意して進めました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b0/543b29a0dbcb979acc3cd3666b7a4dce.jpg)
どっさりと採れた果実を新聞の上に広げ、一粒ずつ房から外しました。
その時間は、何というんでしょうか…満ち足りた、幸福感たっぷりの
雰囲気が広がります。生徒の皆さんも、先生方も笑みがこぼれます。
鹿公園に移動し、お昼をとったあとは
いよいよジャム作りにとりかかります。
いつもは、簡単にカセットコンロなどで作ってしまうのですが…、
何せ今回のテーマは「スローライフ」です。
たき火を起こして、火を使ってコトコト煮詰めることにしました。
しかも、燃料は周辺に落ちている木の枝。かなり難易度が高いのです。
そこで、我がねおすの誇る「チャッカ三兄弟」の三男でいらっしゃいます
しゅんちゃんの登場。
実にテンポよく、そして実に理路整然と鮮やかに
火付けの技術を伝授してもらいます。
これは圧巻だったな。
みんな、ぐわーっとしゅんちゃんの手元を見つめておりました。
先生達も、かぶりつきで見てましたね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/0a/2bd920210fb2d8e85dcb8694d1896dc7.jpg)
お陰で、どのグループもさしたる問題なく火を起こす事ができました。
そこからは、じっくりと煮詰めます。
火を調節する人、かき混ぜる人、枝を拾ってくる人、何かしら調達してくる人と
我々が何も言わなくても、
グループ内が自然と組織化され、効率よく動き始めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/2d/079146ec0069adfd140e6d4cee53dac6.jpg)
そして、完成。
あんなにあったヤマブドウが、これだけになってしまうのかと
びっくりするぐらいの少量。でも、そこにいろいろな思いが凝縮しています。
スタッフが、その辺に生えていたクマザサを使って作ったお茶と一緒に
クラッカーに載せて頂きました。
おいしくないはずがありませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/33/34e4f0abc306535428b885f531315eb8.jpg)
生徒さんには、スローライフとか、スローフードとか、そんな言葉は
ピンとこなかったかもしれませんね。
でも、すべてのものを「そこ」からもらってくる、という感覚、
そして自分の手で作り、食べるという、感覚を全開にした活動は
とても分かりやすく、身体に沁みこみやすかったのではないでしょうか。
とにかく、とてもよいお天気の中、
ノンビリとリラックスした一日を過ごすことができました。
誰だったかなあ、鹿公園にある時計を見て
「あれ、まだこんな時間だったの?」だなんて言っていましたね。
最高のほめ言葉であります。