イエティくらぶ東川校~森つく2月~
今年度最後の活動は「森への感謝!木のスプーンづくり」
一年森からいろんなものをいただいたお礼に少しだけお手入れをします。
カラマツの落ち枝を片付けるゲームをしたり
木に抱きついて大きさを感じたり
枝を剪定したり
森にありがとうです。
室内に戻ってさっそくスプーンづくり
まず彫刻刀を使ってスプーンの皿の部分を削ります。
お腹がすいたらお昼ご飯「いただきます」
午後は肥後守というナイフを使ってスプーンを削っていきます。
これがかなり難しい!
根気づよく頑張る子どもたち!
先生に手伝ってもらいながらも全行程3時間でなんとか完成!
集中した分発散したい!
残り時間は外で思いきり遊びました。
刃物を使うのが初めての子もいたけどケガがなく無事スプーンができました。
先生に手伝ってもらっても自分の力で時間をかけて作ったことに大きな意味があります。
今年度の森つくは「スキル」を大きなテーマに活動してきました。
楽しみながら森のことや自然の中での楽しみ方、
それに伴う様々な技術を少しでも心に刻み込んでくれていたら嬉しいです。
自然の中にある森と身の回りに木製品とのつながりを実感できる大人に育ってほしいと願っています。
今日の活動で子どもが行った言葉
「どうして100円で木のスプーンが買えるんだ!俺がつくったスプーンは1億円だぜ!」
それだけスプーンづくりが大変だったってことですね、
もののありがたみと重みを感じてもらえたかな?
長く使える大事なスプーンとして側においていただけたら幸いです。
大雪山自然学校 カツオこと高野克也