東京の桜は満開で、本日はお花見日和らしいです。
いっぽう東川では…真冬日予報となっておりました。
春休みですが、最後の雪遊びに出かける
「キトウシ×旭岳 最後の冬のよくばりデイキャンプ」の開催です。
なぜによくばりか、というと
普段ならキトウシはたまた旭岳温泉街のどちらかにしか出かけません。
が
今日は両方のフィールドで最後の最後の雪遊びなんです。
ちなみに東川の市街の標高は200mくらい
本日これから出かける旭岳ロープウェイの姿見駅の標高は1600m
つまり
一日で1400mも登ってしまおう!
という強行突破のよくばりプログラムなのです★
というわけで
まずは東川町の下界・キトウシキャンモアスキー場に繰り出すと
エゾユキウサギの痕跡が…
フンと木の皮を食べた跡を発見です。
サッと横切った真っ白なウサギも目撃しました。
どうも小さな林の中を動き回っている様子です。
続いては、しこたまソリすべり。
キトウシの雪を堪能したら、旭岳へ登っていきます。
途中、ダムの管理事務所でおひるごはんタイムとなりました。
さっそくロープウェイの窓口に駆け上がりましたが
なんと本日は強風のためロープウェイが運休していました…
がっかりのはずなのに
切り替えのはやいよくばりチームは
すぐに雪遊びをする気満々でずいぶん笑顔です。
旭岳ビジターセンターに寄り道すると
なんと顕微鏡で雪の結晶が見られるらしい…
ビジターセンターのスタッフの方にセットしてもらいました。
画像があまりよくないのですが
実際に顕微鏡で見ると、本当にきれいな雪印マークやお花の模様などなど
結晶によっていろいろなかたちをしています。
キトウシ周辺ではかなり雪がとけてきているのですが
旭岳温泉街なナンノソノ。
雪がすっかり壁になってしまっています。
ちなみに手元の温度計で-10℃。
帽子からはみ出した髪の毛が凍り始めました。
どんどん斜面を登っていって、大きな木の下でひとやすみ。
ところで
林は「生やし」という言葉から
森は「守り」という言葉から
来ているという説があります。
ここ旭岳周辺の森には200年程にもなる木々が存在します。
守らなければいけない「森」が旭岳周辺には広がっているんです。
今日はそこで、遊ばせていただきます!
ふかふか雪でのおしりすべりです。
休憩スポットも穴掘りで完成。
よくばりチームは、あっという間に帰る時間となりました。
山を登っては下り、登っては下りを繰り返した一日。
帰りの車内はしーーーーーーーーーーんと静まり返っています。
春休み入りたてでの「よくばりデイキャンプ」
本当にわたわたと最後の雪で遊びつくした一日となりました。
キトウシと旭岳のふもとの環境の違いを
雪遊びを通して体験することができました。
硬くしまった雪とふわふわのパウダースノー
穏やかな風とロープウェイも運休する強風
汗をかくような気温と髪の毛が凍る気温
東川町にいながらにして
標高900mの差が生み出す
こんなにも違った環境を身をもって知ることができます。
算数では学べない、実物の900mと
自然のスケールの大きさを実感させられた
「よくばりデイキャンプ」となりました。
東川校 めめ