子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ札幌まるやま校イエティーズ「とれたて!みのりのようちえん」

2015年10月04日 16時45分52秒 | 札幌まるやま校

今日は幼児親子向けのイエティーズ。

10月は「とれたて!みのりのようちえん」

秋を遊びと食で満喫します。

まずは全員集合したら、イラストクイズ。

素早く出されるイラストをよく見て何か当てる。

秋の食材だ、今日調理するのはどれかな?

 

「鮭」「じゃがいも」「米」今日はこの3つを頂きます。

まずは鮭をさばこう!ということで鮭を一匹まるごとさばきます。

鮭の重さはどうかな?立派なオス鮭。

さぁ包丁がどんどん入っていきますよ~

 

エラを見たり、切り離された頭を見たり、

ヒレに触ってみたりと最初は興味津々。

内臓が出てきて白子が出てきたり興奮はピークにさしかかり、

綺麗に一度洗ったところで集中力は切れました・・・

3枚卸にするところはもはや大人しか見ていませんでしたが、

北海道の秋の味覚を味わう貴重な体験です。

切り身にして運ぶのは手伝ってくれました。

 

食材の仕込みを終えたら、秋の森へ出発。

何が落ちているかな?何が見つけられるかな?何が体にくっつくかな?

 

まずは「松ぼっくり」を拾って草の中を歩くと「くっつき虫」が体にたくさんくっつきます。

 

次に見つけたのは「キツリフネの種」触ると弾けるから面白い!

 

「あ~栗があったよ!」という声で一心不乱に栗探し。

大きなのはないけど小さいぷっくらしたのがたくさん落ちてました。

 

さぁどんどん行こう!「オオウバユリの種」発見!

昨年参加した子どもはすかさず「たぬきのお金」と言っていました。

 

ゆらゆら揺らして種を中に散らして楽しんでます。

 

広場に到着すると、生き物を探したり、

追いかけっこをしたりと体を使って遊びが始まります。

 

雲行きが怪しくなってきたところでお腹もすきました。

みんなで見つけたものを共有したらご飯を食べに戻ります。

新米が羽釜でおいしくたけていたり、

ジャガイモがお味噌汁になって

鮭は「塩焼き」と「アラ汁」に変身。

そして猟が解禁になったばかりの鹿肉も

ぜんぶお弁当と一緒に頂きます。

 

おいしく頂いたら鬼ごっこやたたかいごっこ、

薪を作るのこぎりコーナー、

生き物探しなどそれぞれ分かれて過ごしています。

 

さぁ午後は2つのことをやってもらおう!

1,じゃがいものホイル焼きの準備

2,使った分の薪を割って帰ろう!

 

みんなそれぞれ一生懸命包んで、じゃがいもを熾き火にセット!

次から次へと薪を切りにやってきます。

 

一度やればOKだったんだけど、

のこぎりできるのが楽しくなって何度も何度も繰り返して薪づくりをしています。

 

大きいのにチャレンジしたいってことで、

薪割り機「剛腕くん」も登場して太い木を力を合わせて割ります。

これも大人気、働くことと遊ぶことが一緒になっている瞬間でした。

 

よく働いてよく遊んだらじゃがいもが出来上がっています。

じゃがバターのおやつです。

 

さっきお昼を食べたばかりだけどこれもペロリ!

コンロの周りでは「あと5個だよ~」とお芋屋さんも登場していました。

 

あっという間に今日も帰る時間です。

たくさん切った薪を積み上げてキレイにします。

秋は美味しいものがたくさん、

森も色づいて木の実もあって歩いているだけで楽しい季節です。

多くは説明しませんが、秋の森はなんだか楽しいな~

秋って美味しいものがたくさんあるんだな~

と記憶に残っていてくれたら嬉しいです。

 

また11月も楽しく過ごせたらいいね。

イエティくらぶ札幌校全員集合の「イエティカフェ」、

みんなで肉まんとあんまんを作りますよ。

 

カツオこと高野克也