子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティ登別12月「ふゆえんそく」2日目

2008年12月08日 12時14分20秒 | いぶり校
◆寝袋がたためる?たためない?
今回も、6人の子たちが森トンハウスで寝ました。
薪ストーブに、太い薪をごろんと入れて、寒くならないようにしながら寝ます。
みんなで寝ると、夜は面白いですね…。
途中でトイレにおきたいんだけど、
寝袋があったかいものだから限界まで我慢している子、
頭から寝袋をかぶっても全然平気な子、
寒いと薪ストーブにすり寄ってくる子、
突然、なぜか「はい、5時ですね!わかりました!」と叫ぶ子。

夜の森は、騒々しくもすやすやと更けていきます。

で、翌日。今回は時間に余裕があったので、
ぼくたちはあえて子どもたちの寝袋の撤収に手を貸しませんでした。
ひたすら、見守ります。最後の子が完了したのが、8時。
実に2時間かかりました。案外簡単にできてしまう子、
足を使って押し込む子、周りの子が終了していくにつれ、
自分はどうやっても出来ないのに、「手伝って」と言えないプライド。

これもまた、面白いものです。

◆やっぱり雪は楽しいのです
昨日のあそび会議。子どもたちから出てくるアイデアは、
思っていたより近所での遊びでした。
「あれ?なんでかなあ」と思っていたら、そうなのです。
窓の外には雪が見えるわけです。
みんな、雪遊びがしたくてたまらないのですね。



で、どんな遊びなのかなあと思ったら…。
きのうの「本気の雪合戦」でした。このぐらいの年齢になると、
ある程度のチームプレイや、戦術めいたものにコーフンするんですね。
最初は、大人対子ども。1回戦は、大人の楽勝です。
「どぉーだ、まいったか!」「もう一回」
「そんな、簡単には応じられないな」「このとおり(土下座)」
「よし、それなら」とか言って、2回戦は思ったより接戦。
チビッコ影武者が結構いやらしく攻めてきます。

そして、終わってみれば、2勝3敗で大人チームの負け。
今度は大人が土下座する番であります…。

ひとしきり遊んだら、思い思いに森へ入ります。
雪だるまを作ったり、レーズン状になっているヤマブドウを食べたり、



木になっているブドウをとるべく、高いところまで登ってみたり。



体、そして感覚をいっぱいに使って遊びます。
そんな好きなことができるのが、イエティくらぶです。



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