子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

11月イエティくらぶ黒松内校 その1

2009年11月14日 21時08分08秒 | 黒松内校
今回は今年度で一番の少人数での開催となりました。
しかも、天気予報は完全に雨。

どんなイエティになるかしら、とみなさんご心配されたことと思います。

でも、今日も1日みんなで色々なことをして
元気いっぱいに活動することが出来ました。

* * *

 
朝の始まりの会です。
自己紹介で「ぶな森7年目です!」と答えてくれたCIKに
学校の使い方の説明をしてもらいました。
さすが!学校の隅々を知っていて、さらに、初めての子にもわかるように伝えてくれました。


雨でも動物のお世話はかかせません。みんなで分担してやります。
今回はヤギ&ウサギが人気でした。(子どもたちにはウサギが人気のようです。)

* * *

 
今回のテーマである「秋の森あそび」に行く前に
友達や自然と親しくなるゲームをしました。
様々な形や色をした落ち葉をよく見て、落ち葉に名前をつけました。
クリスマス、バラ、洋ナシ、1月9日、毒キノコ・・・じっくりみると違いが見えてきます。
落ち葉を覚えた後は落ち葉のカルタとりもしました。

近所のじっちゃんが拾ったというコウモリも登場
知っているようで知らないコウモリを間近に見ることが出来ました。
そのコウモリになりきったゲームも大盛り上がりでした。

* * *
そして、いよいよ森へ出発!!
学校の近くの丸山へでかけました。

雨が降っていても、しっかり準備を整えて
えい、や!っと出かけるとやっぱり面白いことが待っています。



大きな大きなブナの木までたどり着くことができました。
雨の日のブナはとっても綺麗なんです。
雨が枝葉を通って幾筋もの水路となって樹肌を流れ落ちる様子を見ることができます。


その流れる水がおいしい!と舌をだして滴る水を構えてみたり


ブドウのツルでブランコをしたり・・・


学校に帰ってから、みんなで森で集めた木々をのこぎりで切って、
炭焼き材を用意しました。炭は明日のみんなのお昼ご飯作りに活躍します!

年長さんも含めて全員がのこぎりに夢中になっていました。
簡単な作業ではないので慣れないと腕が痛くなるのですが、
ノコをひいた分だけ木が材になっていく。
成果がすぐに見えることが嬉しくて、その手がとまらなくなってしまうようです。

* * *

 

明日のお昼ご飯は手作りがテーマ
農家さんから分けていただいた濃厚な初乳でバターを仕込みました。

初乳 聞き慣れない言葉だったようなので
「乳牛は いつでも お乳をだすでしょうか?」という質問してみました。
全員が「いいえ」と答えました。(正解です)
理由を聞くと・・・
ご飯を食べていないと乳をださない、とか
生まれたばかりの牛は乳をださない、などなど

人間のお母さんのおっぱいと同じように
牛も赤ちゃんが生まれてやっと乳がでるんだよ

???
当たり前のように飲んでいる牛乳だけに、なかなか難解なようでした。

そんな話をした後に、バター作り開始!
一人ずつペットボトルに入れて、シャカシャカと振り始めました。
そのうち、一人一人の「固まってきた!」という声に歓声が沸きはじめました。

これもノコギリ体験と一緒で、明らかな成果があるのです。
それぞれが嬉しい成功体験を重ねながら、一生懸命に振っていました。

ミルクの中に浮かぶバターが固まってきたところで、今晩は寒い所に置いて一段落。
明日に引き続きます。お昼ごはんが楽しみです☆

ぶなの森自然学校
間村(まむ)



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