子ども達のための自然学校・イエティくらぶ

NPO法人ねおすが主催する「子ども達のための自然学校『イエティくらぶ』」の活動報告をアップしています。

イエティくらぶ東川校2月~大雪山はっちゃけ隊~

2010年02月24日 20時35分45秒 | 東川校
更新が遅くなりました。
残すところ2回となった、今年度のイエティくらぶ東川校。
2月は何と、みんなでイグルーづくり。

【2月13日】
イヌイットなど北方圏の人々の冬の生活空間となるのが、イグルーです。
イグルーをつくって北方圏の人の生活を体験しちゃおう!というのが、今回のイエティくらぶ。
さっそく、イグルーづくりに取り掛かります。
イグルーというと、雪のブロックで出来たドーム状の家。
ということで、まずはブロックづくり。コンテナにどんどん雪をつめ、ブロックを作ります。

 
雪をつめて、踏んで固めて。
どんどんどんどん作っていきます。

青空の下でのブロックづくり。真冬ですが、汗が出るほど。

 
つかれた~後は、お菓子休憩。


景色もいいですな~。

  
そして、出来上がったブロック。その数は100個以上。
置いてあったブロックの雪もほどよく絞まり、積み上げるのに最適の固さになっています。
お次はブロックをスノーソーという雪を切るためのノコギリで切り、半分こ!
ブロックをどんどん積み上げていきます。




そして完成!
ドーム型にするのはちょっと技術的に難しいので、屋根はブルーシートで完成です。


イグルーの入り心地はどうかな?
そしてお昼はイグルーの中や外で。


ブロックを作ってイスにしている子たちも。

そして、午後はイヌイットの生活を体験。

毛布が出てきて何をするのかな・・・?

・・・・・・

びょん!!

水平線が続く台地に住んでいるイヌイット・・・
獲物を探すため、遠くを見渡すのにつかっていたのが、このブランケットトス。
高い場所がないので、自分がたかく飛んじゃおうという発想です。

普段と違う視点はどうだったかな?

高い場所から見下ろすと、獲物が!さて、次はその獲物を狩る訓練。

 
目隠しをした鬼の前にある獲物(お菓子)を、そっと近付いて・・獲得!
静かに、完全に気配を消して、獲物へと近付く訓練です。

イヌイットの遊びは、獲物をみつけたり・捕ったりと、生活に関わる遊びがほとんどなんだね。

【2月14日】
さて、2日目は参加者と場所を変えてイグルーづくり。
前日と同様にまずはブロック作り開始です。
まずは道具をうけとりに。

 
とばじーから道具の使い方の説明をうけます。



 
コンテナに雪を詰めて、踏んでの繰り返し。
前日より学年の小さな子が多かったので、ちょっと大変そうなこの日。
大人ももちろん頑張ります!


そして・・・完成!

 
イグルーの中で、「イエイ!」
なんだかみんな、ぶつくさと言いながらも、出来上がるとうれしいのがイグルーです。
単純作業だけど、身体を動かす単純な面白さ。


お昼ご飯もこの中で・・・と思ってましたが、前日よりも気温が低いこの日。
イグルーづくりで手先が少し冷え込んだので、避難用に借りていたキャビンへ移動し、
お昼ご飯を食べました。

もちろん、イグルーが気に入って中で食べていた子も。

お昼ご飯のあとは、北方圏の人の生活体験ということで、
もちろんブランケットトスと狩りゲームをしました。

思い切り遊びすぎてへとへと~・・・かと思いきや、まだまだ元気が余っていたので、
最後に雪合戦をして終了!


さて、次回はとうとう今年度最後のイエティくらぶになります。
3月はどんな遊びが待ってるのかな?
みんな3月も待ってるぜ。

よっしー


*イエティくらぶ東川校・大雪山はっちゃけ隊は「2009年JT青少年育成に関するNPO助成事業」を受けて開催されています。

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