万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1750 暇あらば1603

2015年06月03日 | 万葉短歌

2015-0603-man1750
万葉短歌1750 暇あらば1603

暇あらば なづさひ渡り 向つ峰の
桜の花も 折らましものを  高橋虫麻呂

1603     万葉短歌1750 ShuE147 2015-0603-man1750

いとまあらば なづさひわたり むかつをの
  さくらのはなも をらましものを

高橋虫麻呂(たかはしの むしまろ)=原文は無記名。06-0972歌参照。
【編者注】題詞は「反歌」。「雑歌(09-1664~1765 一〇二首)」の第87首。前歌1749(長歌)の題詞は 1647 に一括。
【訓注】暇(いとま)。なづさひ(魚津柴比)[03-0430名豆颯(なづさふ)]。向つ峰(むかつを)。