2015-0619-man1773
万葉短歌1773 神なびの1619
神なびの 神依せ板に する杉の
思ひも過ぎず 恋の繁きに 柿本人麻呂
1619 万葉短歌1773 ShuE187 2015-0619-man1773
□かむなびの かみよせいたに するすぎの
おもひもすぎず こひのしげきに
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文に作者名はなく、09-1775歌左注による。
【編者注】題詞は、「献弓削皇子歌一首」。「相聞(09-1766~1794 二十九首)」の第8首。
【訓注】神なびの(かむなびの=神奈備)。神依せ板(かみよせいた=神依板)。恋の繁き(こひのしげき=恋之茂)。