万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1769 かくのみし1615

2015年06月15日 | 万葉短歌

2015-0615-man1769
万葉短歌1769 かくのみし1615

かくのみし 恋ひしわたれば たまきはる
命も我れは 惜しけくもなし  抜気大

1615     万葉短歌1769 ShuE181 2015-0615-man1769

かくのみし こひしわたれば たまきはる
  いのちもわれは をしけくもなし

抜気大(ぬきの けだ)=原文は「抜気大首(おびと)」。未詳。
【編者注】「抜気大首、筑紫に任けらゆる時に、豊前の国の娘子紐児を娶りて作る歌三首」の第3首。「相聞(09-1766~1794 二十九首)」の第4首。
【原文】09-1769  如是耳志 恋思度者 霊尅 命毛吾波 惜雲奈師  抜気大首