2015-0620-man1774
万葉短歌1774 たらちねの1620
たらちねの 母の命の 言にあらば
年の緒長く 頼め過ぎむや 柿本人麻呂
1620 万葉短歌1774 ShuE187 2015-0620-man1774
□たらちねの ははのみことの ことにあらば
としのせながく たのめすぎむや
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文に作者名はなく、09-1775歌左注による。
【編者注】題詞は、「献舎人皇子歌二首」、その第1首。「相聞(09-1766~1794 二十九首)」の第9首。
【訓注】たらちねの(垂乳根乃)。言(こと)。