万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1765 天の川1611

2015年06月11日 | 万葉短歌

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万葉短歌1765 天の川1611

天の川 霧立ちわたる 今日今日と
我が待つ君し 舟出すらしも  

1611     万葉短歌1765 ShuE176 2015-0611-man1765

あまのがは きりたちわたる けふけふと
  あがまつきみし ふなですらしも

=未詳。長短歌作者は憶良、の説も。
【編者注】題詞は「反歌」。「雑歌(09-1664~1765 一〇二首)」の第102首。左注に、この歌は中衛大将(ちゅうゑいだいしゃう)藤原北卿(ほくきゃう)宅で作るか、と。
【訓注】天の川(あまのがは=天漢)。今日今日と(けふけふと=且今日且今日)。我が待つ君し(あがまつきみし=吾待君之)。舟出(ふなで=船出)。

 -- 雑歌 終 --