2020-0108-man3473
万葉短歌3473 左努山に3218
左努山に 打つや斧音の 遠かども
寝もとか子ろが 面に見えつる ○
3218 万葉短歌3473 ShuG457 2020-0108-man3473
□さのやまに うつやをのとの とほかども
ねもとかころが おもにみえつる
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第19首。男。
【訓注】左努山(さのやま=左努夜麻)[地名]。斧音(をのと=乎能登)。遠かども(とほかども=等抱可騰母)[「<遠けども>の東国形」]。寝も(ねも=祢毛)[「<寝む>の東国形」]。