2020-0120-man3485
万葉短歌3485 剣大刀3230
剣大刀 身に添ふ妹を 取り見がね
音をぞ泣きつる 手児にあらなくに ○
3230 万葉短歌3485 ShuG476 2020-0120-man3485
□つるぎたち みにそふいもを とりみがね
ねをぞなきつる てごにあらなくに
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第31首。男。
【訓注】剣大刀(つるぎたち=都流伎多知)。見がね(みがね=見我祢)[「<がね>は、~しようにもすることができないで、の意。<かね>の連濁。」 04-0364語継金(かたりつぐがね)、-0529立隠金(たちかくるがね)、など]。音(ね=哭)。手児(てご)。