2020-0127-man3492
万葉短歌3492 小山田の3237
小山田の 池の堤に さす柳
成りも成らずも 汝と二人はも ○
3237 万葉短歌3492 ShuG483 2020-0127-man3492
□をやまだの いけのつつみに さすやなぎ
なりもならずも なとふたりはも
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第38首。男。
【訓注】さす柳(さすやなぎ=左須楊)[「堤防補強のために挿した柳」]。成りも成らずも(なりもならずも=奈里毛奈良受毛)[「<成る>は柳が根づいて育つ意」]。汝と二人(なとふたり=奈等布多里)。