2020-0123-man3488
万葉短歌3488 生ふしもと3233
生ふしもと この本山の ましばにも
告らぬ妹が名 かたに出でむかも ○
3233 万葉短歌3488 ShuG477 2020-0123-man3488
□おふしもと このもとやまの ましばにも
のらぬいもがな かたにいでむかも
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第34首。男。
【訓注】しもと(之毛等)[「笞にする柴の小枝」]。ましば(麻之波)[「<真柴>で、雑木、低木の意の<柴>をほめ親しんで呼んだ語」]。かた(可多)[「形・象・・・占いの結果」。3374宇良敝可多也伎 麻左弖尓毛(うらへかたやき まさでにも)]。