2020-0125-man3490
万葉短歌3490 梓弓3235
梓弓 末は寄り寝む まさかこそ
人目を多み 汝をはしに置けれ ○
3235 万葉短歌3490 ShuG477 2020-0125-man3490
□あづさゆみ すゑはよりねむ まさかこそ
ひとめをおほみ なをはしにおけれ
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第36首。男。脚注に、「柿本朝臣人麻呂歌集出也」。
【訓注】まさか(麻左可)[「目の前の時。現在」]。はしに(波思尓)[「末端に・・・粗末に・・・」]。
【編者注-脚注】依拠本注は、「東歌に、<人麻呂歌集>所出と記される歌は、一様につまらない。」とし、東歌編者が「自己の歌巻の特性をはっきりさせようとする気位を見せている。」と記す。