万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3474 植ゑ竹の3219

2020年01月09日 | 万葉短歌

2020-0109-man3474
万葉短歌3474 植ゑ竹の3219

植ゑ竹の 本さへ響み 出でて去なば
いづし向きてか 妹が嘆かむ  ○

3219     万葉短歌3474 ShuG457 2020-0109-man3474

□うゑだけの もとさへとよみ いでていなば
  いづしむきてか いもがなげかむ
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第20首。男。
【訓注】いづし(伊豆思)[「<いづち>の訛り」。集中ここだけ。05-0887伊豆知武伎提可 阿我和可留良武(いづちむきてか あがわかるらむ)、14-3357伊豆知武吉弖加 伊毛我奈気可牟(いづちむきてか いもがなげかむ)]。