万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4161 言とはぬ3858

2021年11月08日 | 万葉短歌
2021-1108-man4161
万葉短歌4161 言とはぬ3858

言とはぬ 木すら花咲き 秋づけば
もみち散らくは 常をなみこそ  大伴家持

3858     万葉短歌4161 ShuJ081 2021-1108-man4161

□こととはぬ きすらはなさき あきづけば
  もみちちらくは つねをなみこそ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻19(4139~4292、百五十四首)の第23首。前歌(4160、長歌)小題に「悲(かなしぶる)世間(せけんの)無常歌一首 并短歌」、その短歌の第1首。脚注に、「一云 常無牟等曽(つねなけむとぞ)」。
【原文】19-4161  言等波奴 木尚春開 秋都気婆 毛美知遅良久波 常乎奈美許曽  大伴家持