2021-1115-man4171
万葉短歌4171 常人も3865
常人も 起きつつ聞くぞ ほととぎす
この暁に 来鳴く初声 大伴家持
3865 万葉短歌4171 ShuJ115 2021-1115-man4171
□つねひとも おきつつきくぞ ほととぎす
このあかときに きなくはつこゑ
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻19(4139~4292、百五十四首)の第33首。題詞に、「廿四日応(あたる)立夏四月節也因此廿三日之暮(ゆうへに)忽(たちまちに)思霍公鳥暁喧(なかむ)声作歌二首」、その歌第1首。
【訓注】常人(つねひと)。ほととぎす(霍公鳥)。暁(あかとき)。初声(はつこゑ=始音)。