万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4174 春のうちの3868

2021年11月18日 | 万葉短歌

2021-1118-man4174
万葉短歌4174 春のうちの3868

春のうちの 楽しき終は 梅の花
手折り招きつつ 遊ぶにあるべし  大伴家持

3868     万葉短歌4174 ShuJ121 2021-1118-man4174

□はるのうちの たのしきをへは うめのはな
  たをりをきつつ あそぶにあるべし
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻19(4139~4292、百五十四首)の第36首。題詞に、「追和(おひてこたふる)筑紫大宰(つくしの だざい)之時春苑梅歌(しゅんゑんばいかに)一首」。左注に、「右一首廿七日依興作之」。
【原文】19-4174  春裏之 楽終者 梅花 手折乎伎都追 遊尓可有  大伴家持