いっかくじゅう座 C49/NGC2237-9,NGC2246ばら星雲、C50/NGC2244/Mel.47散開星団
画像③SeestarでNGC2244を3分割各15分撮影
画像① ③の3枚をMicrosoft ICEで合成後、画像処理
ばら星雲は、NGC2244散開星団(距離5200光年)のまわりに広がる散光星雲、距離は5500光年。有名複合天体で、カルドウェル・カタログの番号もついている。
よしべやでは、2月に花好きの館長の希望でばら星雲を写している(画像④)。当然Seestarでも撮ります。ただSeestarでは画角が足りずはみ出すということは撮る前から分かっていた。スカイアトラスの導入画面を見てみると、左右にはみ出しているだけなので、これはいけるかもと3分割(15分×3枚→画像③)で撮影。星像は相変わらず美しい。オートフォーカスとZWOの画像処理やはり凄い。勝てないなとまた思ってしまう。
撮影後、早速Microsoft ICEで合成(画像②)。これ赤いばら星雲になるの?と疑心暗鬼になりながら必死の画像処理。残念ながら私の画像処理ではくすんだ赤が残ってしまう。
まあ、見てくれる皆さんも私の初心者へたっぴーは分かっているし、記録だからと、そろそろブログ出そうかと思っていたら、Ⅹ(旧ツィッター)から、銀河星雲マニアのJUNPYさんの赤く綺麗に処理されたばら星雲が流れて来た(資料10)。
エェとなって、再度画像処理にチャレンジ。JUNPYさんには到底およばないが見本見せてくれたお陰で取りあえずばら星雲になった。よかった。
しかし、ばら星雲にも見えるが、私には鼻の丸い動物がおそ松くんにでてくるイヤミのシェ!しているように見えてしまう。まずい!バラ星雲の好きな館長には黙っておこう。(^^;
画像②Microsoft ICEで合成後の画像
画像③SeestarでNGC2244を3分割各15分撮影
中央
右
右
左
画像④2023年2月FMA135+CBPフィルター+Neptune-CⅡ+AZ-GTiで撮影(記録003)
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
7)【新時代のスマート望遠鏡】Seestar S50レビュー | 天リフOriginal
10)JUNPYさんのⅩのツィート
画像処理すると・・
— JUNPY(JUNZO)@『アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル』著者 (@tmaniaxs) November 25, 2023
8万円Seestar側、中心部しか映らない。
が、逆に迫力あり(笑)
35万円側、星雲全体がいい感じで写り、確かに宇宙に咲くばら!
全体が美しく写るという点では35万円側に軍配
が、表現力ではSeestarも負けてない
まさかの引き分け(^_^;) pic.twitter.com/928dGg29An
撮影情報
2023年11月13日午前0時半頃
ベランダ プチ・リモート観測所
いっかくじゅう座 C49/NGC2237-9,NGC2246(ばら星雲)、C50/NGC2244/Mel.47(散開星団)
Seestar S50+iPhone7、10秒露出15分のライブスタック撮影×3枚
Microsoft ICEでモザイク合成
Affinity Photo2で画像処理
「写真」アプリで、画像調整等