変わる街、変わらぬ山

「休日」「雨音」「布団」とだらだらしていると、一日があっという間に過ぎてしまう。
重い腰を上げて「家事」に専念…。

区道を挟んで隣のガソリンスタンドが廃業し、解体工事が始まった。
銀行が、酒屋が、八百屋が、魚屋が消え、どんどん街が変わって行く。
新しく建ったマンションのそこは、以前は何だったか。
記憶とは曖昧で、直ぐには思い出せない。

高尾山の一号路に初めって行ったのは高校時代？
２０年前には、下から上まで子供を抱いて歩いた。
自分の記憶の中では、一号路は今も昔も変わりがない。

物事変わる世の中で、山そのものは変わらない。
年々歳を重ねるほどに、山への愛着が増して行くのも、そんなことが魅力だったりして。