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日々の雑記

熊野古道(5)熊野本宮大社・大斎原(おおゆのはら)

2018-05-08 11:24:37 | 

熊野本宮大社の神門です。





今年は戌年のせいか犬の額があります。




八咫烏とは、当社の主祭神である家津美御子大神(素盞鳴尊)のお仕えです。日本を統一した神武天皇を、大和の橿原まで先導したという神武東征の故事に習い、導きの神として篤い信仰があります。

八咫烏の「八咫」とは大きく広いという意味です。八咫烏は太陽の化身で三本の足があります。
この三本の足はそれぞれ天・地・人をあらわす、といわれています。

天とは天神地祇、すなわち神様のことです。地とは大地のことで我々の住む自然環境を指します。
つまり太陽の下に神様と自然と人が血を分けた兄弟であるということを、二千年前に示されていたのです。
(熊野本宮大社・熊野コラムより)





表参道の鳥居近くある八咫烏の幟。





3棟4殿からなる本殿。国重要文化財。





黎明殿。





黎明殿近くにある八咫烏のポスト。

多羅葉(たらよう)のご神木の下に、黒い八咫烏ポストが設置されています。
黒は全ての色を合わせた尊い色であり、神の遣いである八咫烏の色、本宮の大地を象徴する神聖な色でもあります。また多羅葉の木は、葉の裏に爪などで文字を書いていたことが葉書の語源となり「葉書の木」「手紙の木」とも呼ばれています。(熊野本宮大社・八咫烏ポストより)






多羅葉の木。





表参道の階段。勾配急です。





鳥居近くの案内板に従い大斎原に向かいます。





伊邪那美命の荒御魂がお祀りされている産田社にもお参りしました。
新たなものを生み出すパワーを感じる神社です。





日本一の大鳥居がある大斎原へ。
神が舞い降りたという大斎原。
熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)と呼ばれる中洲にありました。
明治22年(1889年)の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。
パワースポットとして多くの人が訪れています。








ここも世界遺産です。




今日は昼食抜きで、十津川村を目指します。


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