20100609-1 荒井国家戦略担当相に事務所費問題浮上
-2 菅新政権始動 経済をどうするか 普天間問題 子ども手当は(来年から)満額支給は難しい 小沢氏の身の振り方は? (郵政改革法案の扱い)国会の会期末はどうなる?
-3 この先の政治日程。 菅首相は支持率が高いうちに選挙、国会会期延長は考えていないのではないか。しかし亀井氏は郵政改革法案の今国会成立を諦められないだろう。
「奇兵隊内閣」といっているが、幕末の志士達と違って野心一杯の新政府。キーワードは『ズル菅』
菅新体制スタート、その「本性」とは? 菅内閣の人事-〈党人事〉若返り。(マスコミは誉めそやしている) 枝野幹事長はじめ、いわば軽量級の党執行部。安住選対委員長「複数の候補者を擁立した小沢氏の方針を踏襲し、候補者の絞り込みを行わない考えを表明」 選挙に勝っても負けても、困らないのは小沢氏だけ。菅氏と小沢氏の利害が一致している。
この二人の共通項 ■権力志向 ■リアリスト
大変な普天間問題は岡田外相、前原国交相 北沢防衛相らに任せてしまうつもりで、それもあって再任。(菅氏は沖縄に行くとは言っていない) 口蹄疫問題は、(小沢氏と近い)副大臣の山田氏に格上げして任せる。自分には困ったことが降りかからないようにという、したたかさ。
就任会見で菅首相「強い経済と 強い財政と 強い社会保障を一体として実現する」と述べる。しかし、これをやるためには重大なことがある。
-5 「それでどうなる消費税」
四月半ば経団連提言「成長戦略2010」で、-新しい経済成長には財政と社会保障を一体で改革することが必要。 消費税率を来年度から2%ずつ10%まで引き上げ(ここまでは自民党と同じ)2020年半ばまでに10%台後半へ-
枝野幹事長は、きのう、経団連の米倉会長を訪問
法人税引き下げも?
ここまでやると、自民党の存在理由がなくなる。二大政党にならず、新しい一党支配へ?それが菅氏の野望。
外交は?
次期中国大使に丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事相談役)で調整している。中国側の反応「商売人を送ってくるのか」 東シナ海で中国海軍の活発な動きがある中で、この人事は(菅内閣の外交方針は)「そういう問題はパスして、日中関係は商売さえうまくいけばいいのか」という”メッセージ”になってしまう。
北朝鮮による日本人拉致問題。 菅首相は(千葉法相も)(1989年) シン・グァンス容疑者を含む「在日韓国人政治犯の釈放に関する要望」に署名したというぬぐいきれない過去がある。菅氏はシン・グァンスの正体を知らなかったと釈明している。シン容疑者は、拉致被害者原さんになりすましてそのパスポートで世界を行き来していた。横田めぐみさん拉致実行犯の一人でもあると本人が言っていたと曽我さんの証言もある。その後、シン・グァンス容疑者は北朝鮮に帰国し、人民の英雄になっている。
青山氏、「菅新首相は手落ちを拉致被害者家族に謝罪して、その上で拉致問題に真剣に取り組むべきではないのか」 (You Tube)
子ども手当満額も断念らしい。民主党が選挙で掲げてきたマニフェストはどこへ行ったのか、まるで詐欺である。
菅内閣は経団連提言をそのまま取り入れて、”消費税増税””法人税引き下げ”など、自民党と同じ主張をしはじめているとか。なんと、”ズル菅”首相は自民党に”すり替わろう”としているのか?