【世論調査】菅新首相に期待57%、比例投票先は民主34%に急伸 (1/2ページ) 2010.6.7 11:37 (一部抜粋)
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が5、6両日に実施した合同世論調査で、菅直人新首相に「期待する」と回答した支持率は57・3%で、「期待しない」の35・6%を上回った。夏の参院選の比例代表での投票先は、民主党は34・1%と鳩山由紀夫首相辞任直前の前回調査(5月29、30両日実施)の22・0%から12・1ポイント増と急伸、自民党との差を16・1ポイントに広げた。鳩山内閣発足時の内閣支持率68・7%に及ばないが、首相交代が一定の効果をもたらした。 (MSN産経)
首相・幹事長・官房長官が辞任した後は、元副総理が総理になり、元国家戦略相が官房長官になり、元仕分け人が行革相になる。 これまでの元閣僚たちがそのまま格上げされただけの内閣に支持率が急伸とは。彼らにそれだけ期待を寄せられるという意味が本当にわからない。
鳩山首相・小沢幹事長のカネ問題だけでなく、普天間問題も口蹄疫も大欠陥つき子ども手当も、これら鳩山内閣の失政に,菅氏はじめ元閣僚たちの責任がないわけがない。菅元副総理は鳩山首相を助けもせず傍観していたのが”吉”だったということか。
表紙一枚取り替えただけで支持率V字回復とは心底驚いた。結局国民が政府に望んでいるのは”仕事”ではなく”イメージ”なんだろう。そういう部分はたぶんマスコミ次第でどうにでもなるだろうというのがこわい。
問題は山積でも、選挙まであと二カ月である。マスコミ業界は民主政権からの恩恵を心待ちにしているだろうから、よほどのことがなければ、この政権を叩くことはないだろう。