オーストラリアで、与党が敗北し野党労働党政権が生まれることになったそうです。オーストラリアでも、中国系移民が増加しており、そのことが労働党勝利に有利に働いたのではというニュースです。
豪州選挙 失政なき?政権が敗北(2/2ページ)
■中国の影
豪州で増え続ける移民票もマイナス要因となった。厳しい移民政策を取ってきたハワード首相は移民層に人気がない。今や国民の4人に1人が国外出身者である。中国系が増えており、中国語を操るラッド党首に有利に働いたのは間違いない。
(2/2ページのうち一部引用)(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/071124/asi0711242344007-n1.htm
最近、アメリカで慰安婦問題に絡んで、ヒラリー・クリントン議員はじめアメリカ民主党の多くの議員に、中国系アメリカ人犯罪者を通して出所不明な多額の政治献金がされていたと報じられていました。慰安婦問題を推進していたマイク・ホンダ議員も、この中国系の献金を受け取っていました。
【記者ブログ】朝日が報じない中国系違法マネーの流れ 古森義久 (1/5ページ) (MSN産経ニュース)
そして、民主党ヒラリー・クリントン議員は「中国重視のアジア政策」を表明しています。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071016/amr0710162151010-n1.htm (MSN産経ニュース)
オーストラリアの選挙の報道を聞き、アメリカ民主党支持者としての中国系移民のニュースを思い出しました。世界中で増えている中国系移民が、合法に、(または違法に)、選挙に働きかけ、国の政治を動かし始めていると感じずにはいられません。
中国マネーが、中国系移民を通して世界にばらまかれ、中国が、アメリカ、オーストラリアなどの他国の政治・政策に影響を持ち始めていること、慰安婦問題のように、時には日本の国益に関わる問題に悪影響を及ぼし始めていることに、日本はどう対処していけばよいのでしょうか。
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