2009年3月29日3時0分
今月中旬の「経済危機克服のための『有識者会合』」では84人が意見を述べたが、今回は十数人に絞る。首相や与謝野氏、河村官房長官らが出席し、4~6月に5回程度集まって意見交換する見通し。
メンバーには、与謝野氏と親交のある渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長のほか、高木剛連合会長、増田寛也前総務相、成田豊・元電通会長らの名前が挙がる。故宮本顕治・元共産党議長の長男で北海道大大学院教授の宮本太郎氏の参加も検討している。(山本桐栄) (asahi.com)
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(先日「有識者会議」は有意義だと思うと書いたばかりなのですが)
「国家観」を考える有識者会合となると、これはもう、人選がものすごく重要だと思います。 しかし、朝日記事によると、渡辺恒雄氏に成田豊氏、・・・読売会長渡辺恒雄氏(もしその他の人が首相になるなら、私もその人が靖国神社を参拝しないと約束するよう求めなければならない。さもなければ、私は発行部数1000数万部の『読売新聞』の力でそれを倒すby中国紙インタビュー)、超親韓派電通の成田豊氏(韓国政府から勲章)。 それに連合の会長。この三人でマスコミ、広告界、労組・・。このようなメンバーで「国家観」会議? そのうえ、少人数にしぼり、何回も意見交換? 少人数となると、よりいっそう人選に左右されてしまいます。もちろん 彼らだけではなくほかのメンバーも選考されるのでしょうが、ここまで聞いただけでは危険な香りがプンプンするのですが・・。 「国家観」というからには、例えば櫻井氏など、大きな幅広い視野の元で、有識者を選んでもらいたいものです。
「与謝野財務・金融・経済財政相が主導」・・・中川大臣の辞任で、与謝野大臣が経済財政分野を仕切っているので、首相が与謝野氏を頼りにされることは、仕方ないこととは思うものの・・・与謝野氏に一任してしまうのはどうなのでしょうか。 渡辺恒雄氏と成田豊氏・・・・この人選を考えたのは、いったい誰なのでしょうか?大丈夫でしょうか?
追記します。メンバーを慎重に厳選してもらいたいものです。マスコミ、広告界、労組団体などの一部利益面に引きずられることのない、「将来の日本の国家観」を真剣に模索する会合にしてもらいたいものです。