詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

天気のよい週末

2018-11-17 10:29:45 | 詩歌探究社「蓮」情報


季節外れだが鮎の絵を描いた。
昔は釣り好きだったが鮎釣りは特殊なので
やったことがない。
北関東の方面には「やな」というものがある。
ほかの地方にもあるのでしょうが。
観光やなというものでそこを訪れると
鮎をたくさん食べさせてくれる。
食べてしまって申し訳ないけれども
ぼくは鮎が大好きだ。

今日は短歌教室の日。ご高齢の方ばかりなので
体調を崩された方などで欠席の連絡もちらほら。

今日は会場の荻窪まで電車で行く。あらためて
調べてみると一時間ほどかかるようだ。
天気もいいし電車で本を広げるのも悪くはない。

ぼくは一日にいくつもの予定を入れられないタイプ。
13:00からの短歌教室が朝から気になって仕方ない。
気を鎮めるために工場へきて手紙を一通したためた。

明日はなにをしようか。鳥を探そうか。
「晴詠」2号の謹呈及び発送方法の検討をしようか。
そうそう最近は年賀状を印刷してくれる会社が
宛名まで印刷してくれるらしい。その手もアリだな。

天気がよければやっぱり外の空気を吸いに行こう。





そらみつ大和

2018-11-17 00:12:16 | 千駄記



雲がうねりひるがえるさま一塊の鳥の群れなすそらみつ大和

腰に手を当て日の出を待っていた

闇から空が濃紺へと色を変えつつあった時分
東の空が動いたような気がした

陳腐な比喩なら得意だ
黒いレースのカーテンが翻るような
鳥の大きな群れである

鳥好きを自認する割に鳥に詳しくはない
ヒヨドリの群れか
そこに泰然と猛禽が一羽飛んでいる
チュウヒか

望遠レンズを出す前であったから
ミラーレスと標準レンズを向けると
不思議な色の画が撮れた

群れ成す鳥を美しく撮るのは難しい

パソコンに画像を取り込むと

そらみつ大和

そんな古風な結句が浮かんだ