詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

シジュウカラとジョウビタキ

2018-11-23 22:11:22 | 鳥紀行



「自分へのご褒美だからたまにはいい」それはダメだと父は教えき

父は厳しい人ではなかったが真面目な人だった
中学を出て職人になった人だから読み書きも
話も得意ではなかったがぼくの血肉になることばを
幾つも残した  ぼくは怠け者である
才能や能力もあらゆるものに対して
不足気味である これが謙遜ならいいのだが
そうではない それを自覚しているからには
努力しなければならないことは知っている

立川談志は
努力とはバカに残された最後の希望である
と言った 確かにそうだが
バカは努力できないからバカなのである

前置きが長くなった

夏休みも取れなかったし
少し仕事も落ち着いてるし
ここは三連休を戴こうとまた自分に甘えた

前日に買った菓子パンとチーズ入りかまぼこを携えて
昨夜から雪のちらつく山の中へ籠った

別に取り立てて目出度いこともなかったが
パーフェクトリバティを味わうことは出来た

しかし帰らないとまた落ち着かないもので
帰ってくると中学時代の同級生が地元へ
戻ってきたというので近所で一杯やった
ぼくの身の回りでの出来事を肴に

良い休日であった


画像は小鳥。
たぶんシジュウカラとジョウビタキだ。
同じポーズをとっていておもしろいと思った。