詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

これが日本だ、私の国だ

2021-04-20 15:42:31 | 千駄記


4/20(火) 晴。

今日は暑いくらいになりましたね。

13:00から製品検査でお客さん二人来社。
こちらは電気、配管、板金の三社連合が立ち会う。
見事に検査合格し、明後日、お客さんのところに持っていきます。
お客さんはいま、水曜日も休みで週休三日らしい。
大きな会社は違いますな。

コロナ感染が盛り上がっています。
本日の東京感染者は711人だそうです。

大阪、東京では4回目の緊急事態宣言突入らしい。
昨年のいまごろの1回目の緊急事態並みに
国民を静まり返らせたいそうですが、それ相応の
資金対策はしてくれるんでしょうね。
個人的にいくらくれっていうわけではないですが
法人に対しては何らかの施策を講じてほしいわー。

4月になってから受注は先細り。
今月納品だったモノがゴールデンウィーク明けに
延ばされたりしてますよ。すると売り上げが立たないわけです。
徐々に去年の二の舞になりつつある。

コロナウイルスの盛り上がりで都知事は
「エッセンシャルワーカー以外は東京に来るな」とおっしゃる。
「東京に行け!」と言われて困っている人は都に相談すれば
上司を説得してくれるそうです。都に相談する人いますか?

そもそもエッセンシャルワーカーとは?
「人々が日常生活を送るために欠かせない仕事を担っている人」
だそうですよ。労働者はみんなそうじゃんって短絡的に思ってしまう。
さらに検索結果を読んでゆくと
「主に医療・福祉、農業、小売・販売、通信、公共交通機関など、社会生活を支える仕事をしている方々のこと」
だそうです。労働者はみんなそうじゃん。
「農業」はあるけど「漁業」はない!って問題ではないでしょう?
「エッセンシャルワーカー以外の人」なんて言わないで
「東京に入っちゃいけない人」の具体例を挙げなさいって話です。
具体例を挙げたところで命令じゃないんですから憲法違反にもなりますまい。

わが工場は埼玉県にあって、私は東京から通勤。
完成品を東京の倉庫に納めることもあります。
わが工場の従業員は「エッセンシャルワーカー」なの?違うの?

重箱の隅をつつくわけじゃないけれど、
コロナ感染拡大から一年以上、ずっと、あやふやな表現、
あいまいな政策が繰り返されているから
国民はもう呆れちゃってるわけでしょう。
もう、要請なんて聞かなくていいわ!ってなっちゃってる。
がっつり真面目に自粛生活をしている人もいれば
ある程度自由に暮らしている人もいる。

これが日本だ、私の国だ
って「遠い世界に」の歌詞じゃないけれど
自由でいい国ですよね。

古すぎましたかねー?



おしまい。





『名歌、名句の美』武馬久仁裕

2021-04-20 08:54:14 | 短歌情報


『名歌、名句の美』武馬久仁裕(黎明書房・1980円)が出版された。
短歌は古典(万葉集)から近代から
現代短歌の初期(夕暮、茂吉、吉井勇)までの作品を抽き、
その解釈と作者についての解説が書かれている。
武馬さんは俳人で現代俳句協会の理事を務めている。
俳句は芭蕉から小川双々子まで。
いずれも知っておいて損はない作品が紹介されている。

活字は大きく読みやすい。

昨年のいまごろ、当ブログで取り上げたのが次の書籍。




以下、その時の文章を引用する。

『名歌と名句の不思議、楽しさ、面白さ』
(武馬久仁裕編著・黎明書房・¥1.700.-)が出版された。

活字の大きなB5判の本書。
古今の名歌21首と名句47句が取り上げられ
丁寧にわかりやすく解説されている。

ステイホームに最適な一冊といえる。

編著者について
武馬久仁裕
1948年愛知県生まれ。名古屋大学法学部卒業。俳人。
1974年12月「地表」同人となり、小川双々子に師事。
1976年 坪内稔典編集『現代俳句』創刊に参加。
1978年 澤好摩代表の『未定』創刊に参加。
1985年 坪内稔典代表の『船団』創刊に参加。
1998年 夏石番矢代表の『吟遊』創刊に参加。
2008年 『韻』(発行人・後藤昌治)創刊に参加。
現在、現代俳句協会理事 日本現代詩歌文学館振興会評議員





コロナの世を引きこもるのも悪くない。


おしまい。