8/5(金) 曇
昨日、今日と気温だけは過ごしやすい。
東北・北陸地方の豪雨災害にお見舞いを言います。
今朝のモーニングショーを見てるのも辛く。
昨晩の結構大変な土砂降りを眺めながら
雨は壊れたピアノさ なんてつぶやくと
どうしちゃったの?と訊いてくる
舗道のキーを叩くよ と続けてやめた
このひとは名曲「バチェラーガール」を知らないのだな
雨で浮かぶ曲といえば森高千里の「雨」です
ひとつひとつ消えてゆく雨の中 見つめるたびに悲しくなる
傘もささず二人だまっているわ さよなら私の恋
雨の歌詞はだいたい傘をささない
三善英史の「雨」はちょっと困る
雨にうたれてもまだ待つ人がいる 人の数が減る土曜の昼下がり
約束した言葉だけを幾度もかみしめて 追い越す人にこづかれても 身動きしない
二番の歌詞ですが「追い越す人にこづかれても身動きしない」って
強情すぎやしませんか?これもまた雨にうたれている
そもそも作詞家さんは「こづく」の意味を取り違えている
<相手のからだを指先や棒などでちょっと突く>が「こづく」ですから
道行く他人がそんなことしますかね
湯原昌幸の「雨のバラード」はいいですね
降りしきる雨の舗道 頬伝う銀のしずく 傘もささず歩いてた
ああ あの人の後姿がさみしそうで あっ!これも傘をさしていない
渡哲也の「水割り」は渋い雨の歌です
うらむその目をふり切る俺にそっとさし出す 女傘 女傘
抱いてやりたい抱いたら負ける 水割りの水割りの酒の力で
とびだす路地に冬の雨 三番の歌詞です 男は女を振り切って冬の雨に
濡れてゆこうとするわけですが女性は自分の傘を差し出すんですねぇ
こういう歌詞は現代では叱られます
眠れない夜と雨の日には忘れかけていた愛がよみがえる と小田和正が歌えば
たとえば雨の夜と淋しい午後は君という名の花が咲くシーズン とさだまさしが歌う
なるほど雨とはそういうものか
おしまい。