詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

悔いの日。

2024-09-01 10:58:51 | 千駄記

コレは昨日、エレベータから水を掻き出すの図。

大雨が降ると毎回ここに水が溜まる。

 

9/1(日) 曇 悔いの日

 

白い空です。明日からの工程表づくりに工場にやってきた。

今日はみんなお休みです。

 

日本短歌総研主幹の依田仁美氏の『オレンジ月夜』(河路由佳)の書評を

読ませてもらった。とある結社誌(もしくは同人誌)の依頼を受けて書いたもの。

読みと語彙力に圧倒されてしまう。これが「評」なのだな。

知性と詩精神にあふれた文章なのである。

実はボクもこの依頼を受けていて4、5日間に提出済み。

下手こいたー。ボクのは単なる感想文だ。

ま、変に背伸びしたところでメッキはすぐに剥がれるから、

却って朴訥で良かったと思い込むしかないのだけれど。

抽いた作品も重ならなかったから、「評」に向かう姿勢が根本的に

違うんだな。でもでも共演できるとは・・良い記念になりました。

 

藁にも縋る(ワラニモスガル)って言います。

せっぱつまったときには、頼りにならないものでも頼りにすることの例え。

用例として「溺れる者は藁をも掴む」とありました。

藁にも縋る溺れる者は藁をも掴むは別物ですよね?

前者は意識的な行為だけれど、後者は無意識の行為、条件反射です。

「ああ、コレは藁だから掴んでも沈んじゃうわ~」と、

思う間もなく掴んでしまうんですから。

ところでこのふたつは何でしょう?ことわざではないか?

「成句」というもののようです。ただし「成句」には

① 一つのまとまった意味をもつことば。

② 古くから慣習的に用いられているひとまとまりのことば。ことわざや格言の類。

の二つの意味があるから、「これは成句だな」と思ったらことわざや格言でも

あるってことか。まあ別にどうでもいいのです。

どうせ、忘れちゃうんですから。

 

おしまい。