詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

憂鬱な時期がやってきた。

2021-03-02 12:14:36 | 千駄記

弥彦神社の鳥居。ここをくぐって参拝したいつかの夏。
このあと弥彦山に登ると標高634m。この634が「ムサシ」って
読めるからなんとなく縁を感じたものです。
弊社のトラックのナンバーも「634」にしているのです。

3/2(火) 曇

嵐が来るぞとの天気予報。
いまのところ大したことありません。

憂鬱な空気のなか仕事するって感じ。
この時期に憂鬱になるっていうのは
東日本大震災の記憶が蘇ってくるからでしょう。

2011年3月11日でしたね。

原発の爆発があって計画停電がありました。
自宅は停電を免れたけれども、工場は何度か停電になって
仕事にならず、肩を落として帰宅したものです。
そのタイミングでインフルエンザにかかってしまって
難儀しました。いまのところあれが最後のインフルエンザ。
そうそうガソリンも消えて、動けなくなっちゃうって
焦りと不安が体中を巡った。

「第二次大戦以来の日本の危機」なんて表現が
恐ろしさを増幅させたものです。
金子みすゞの詩を使ったCMもイヤでしたねー。
あの当時身近にいた人たちの大部分はいなくなってしまった。
あの頃、たまに訪ねて「震災」の愚痴を言い合った
ラーメン屋さんも無くなってしまった。
櫻が間もなく咲いて、咲いたと思ったら強い風が吹いて。
今日の風はそんなことを思い出させる風です。

いまはコロナ。あの震災に比べれば、へっちゃらと
言えばへっちゃらです。
最近、東日本大震災関連のドキュメンタリの放送や
当時の再放送がありますが、私は見ない。
思い出したくないこともある。
忘れていないこともある。ゆえでしょう。

なんとなくスマホに入っている画像を見ていたら
「FOR YOU」っていうのがあって、
勝手にスライドショーみたいのを作ってくれてんの。
AIっていうんですかね?それが選んだ画像をBGMに乗せて
見せてくれるわけです。その物語ごとにBGMが違うことにも
驚きます。ジーンと胸を打たれたりして。

そういうことも憂鬱になる原因でしょう。


おしまい。







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