6時に駅へ

と言うのが6時15分に家を出る。昨夜バスで行くと意地を張る娘を車で駅まで送る。

甘えて「お願い」と言えば済むことをひねくれて損をする。

眠っている孫娘を起こして、月曜日の持ち物を聞く、そんな時だけ親の顔。

「体操服はどうしたの」今朝聞くことでもない。上靴のことまで気が回らない。

家内に洗わせる。黙って、「お願い」と言えば親以上に気配りの我々である。

名古屋を7時半出発という団体。妹は夫人部長、娘は青年部庶務らしい。

妹のほうがしっかりしているからだが、主教団体に常識がない。

口出しも認めもしない我が家の宗旨とは異なる新興宗教である。

先祖を粗末にはしないようだが、丁寧すぎで、親戚縁者誰でも過去帳へ書き込んで満足している。

それ程の重荷を若者が背負うことは困難。