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セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

沖縄4、Zzz

2013-10-24 13:40:01 | 沖縄


二日目はもうひとつのうれしいことが。



B子の友達が沖縄でマッサージ屋を営んでいて、


初日、その友達はお休みやったけどお店に行って、


もうひとりの人にマッサージしてもらってました。




隅々まで行き届いた店とその気づかい。


あたたかい手でこころを込めてほぐしてもらい、


スースー寝た。




そして二日目、ぼくが店に行ったことをその友達が知り、連絡をくれて夜会うことに。



車で迎えに来てくれてすごいうまい沖縄そばの店に案内してくれることになりました。



まあすぐ着くやろ、と思っているとなかなか着かない。



車はどんどん走りすでに那覇でもない。



だんだん周りは暗くなってゆき、山道に入る。



なんか心細くなってきた。



真っ暗な山道を、まるで帰り道を覚えさせないようにするかのごとく、



車は左折し、右折し、また左折。



我が身の不安を感じ始めたその時!!





あ。ソバ屋。



ソバ屋やわ。




いままでの沖縄そば人生を覆すうまさでした。



『亀ソバ』。



もう一度行きたいけど、あんな道ひとりじゃ行けない。




そしてソバ屋の帰り、



アメリカ生まれ沖縄育ちのバーガーショップ、


『A&W』(エンダ~)へ社会見学に連れてってくれました。



オウ!アメリカ~ン!!


こちらドライブスルーではなくドライブ・イン・レストラン。



駐車場のひとつひとつにマイクがあり、


注文したら車まで届けてくれる。



変な味のジュース、『ルートビア』がクセになり、


帰り空港でもエンダ~に寄った。




ガイドブックに載ってない店、



まだまだ知らない沖縄の話、



いっぱい聞けた二日目の夜。



『おもてなし』という人間のうれしい感情を、


この胸にたくさんもらいました。










コメント (2)
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沖縄3、風に折れない花

2013-10-24 00:10:47 | 沖縄


二日目メインは、『ガンガラーの谷』。



昨年、発掘が開始された途端、


国内初である1万2000年前の人骨化石と旧石器が発見されたそう。





すばらしい場所だったんですが、


ここはツアーに参加してガイドさんと一緒に回らなければならなくて。



カップルや団体さんの中、ひとり参加はぼくだけ。



ガイドさんもそんなぼくを気づかってくれるもんやから、



「ちゃんとぼく、たのしそうに見えてるやろか!?」


とか、


「もうちょっと微笑をたたえといた方がいいんちゃうやろか!?」



とか考え出してどんどんグダグダに。






その上、ポイント、ポイントでグループごとの写真撮影の時間があり、


ガイドさんもぼくだけ無視するわけにもいかず、


その都度その都度、「あ、撮りましょうか?」って聞かれて、


ツアーが終了する頃にはズタズタのボロボロになってました。



しかし、このガンガラーの谷へレンタカーで行くかバスで行くか迷った結果バスで行ったんですが、


そのバスから見た風景が、


今回の旅のクライマックスになりました。




車窓から広がるさとうきび畑。


強い風に揺られてざわわ、ざわわと波打っている。




そんな景色を見ていると、ひとつの確かなイメージが浮かび。




大昔、男と女がひとりづついて、


子供が生まれ、


家を建てて、


またその子供に子供が生まれ、


人が増えてゆき、


魚を獲るのが得意な者と畑を作るのが得意な者がいてそれを交換し合い、


もっともっと人が増えて、


悪人も出てきて、


それを取りまとめようとする者も出てきて、


家が増え、町ができ、いろんな仕事もできて。




何万年もの間、前進しながら繰り返してきたこの営み。




バスの窓から遥かに続くさとうきび畑と、家と、団地と警察署が流れてゆくと。




そんな当たり前のことが実感として感じられて、



泣けてきた。



ガンガラーの谷の後に隣の沖縄ワールドにも寄るつもりだっけど、


陽がくれる前にもう一度この景色が見たかったから、


谷から出てすぐバスに乗って帰ってきました。




哀しく強く、なんとも言えない景色でした。

















コメント (4)
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