
2日目。
さやかとフェリーに乗り島へ。

3度目の阿嘉島と慶留間島。今のところ沖縄で一番すきな場所。
慶留間島にて、お気に入りの小道へ。なんかいいところを見つけたのでさやかに「ここで写真撮って〜。」と言い写真を撮ってもらってると。

「ここ・・・ものすごくいい場所だよ・・・」とさやかが言った。

横を見ると、きれいな花が咲き乱れ、何百という蝶々が舞っていた。その飛び方がフワフワとこの世のものとは思えない飛び方で、夢の中のようだった。

現実と違う世界が目の前にあり、いつも住んでる世界と向こうの世界がつながった瞬間。
何度写真を撮っても蝶々は写らなかった。

旅に出るまで、沖縄がぼくをぼくとわかり、そして歓迎してくれるか不安だったけど、歓迎されているとこころから思えた。
ほんとうにひさしぶりだった。
